本物を見に行ってきます
準備も仕事もギュウギュウでしたが、
行ったもんの勝ちで・・・・
志賀高原の岩菅山(2295m)から栄村の切明温泉(860m)までの縦走路を
師匠と住職の3人で行ってきました。
1日目は栄村の切明に車を1台デポしてから、
紅葉の奥志賀公園線を登山口へ。
スタートは1580mの一ノ瀬の登山口からです。
今回は15kのザックを担いでぼちぼち歩きます
久しぶりの重いザックで心配でしたが、紅葉を楽しみながらなんとか登れました。
岩菅山まで2時間半
お泊りはこちら、岩菅山頂の避難小屋、
電気なし、水場なし、星空付きで貸切りのお宿です。
2日目も快晴(大っ晴れ!)
さて温泉目指しての、標高差約1500mの大下りが始まります。
四阿山根子岳方面
裏岩菅山への縦走路
裏岩菅山(2341m)から先は地図上では破線ですが、
数日前に刈払をしたばかりのようで
快適な道が続きます。
こんな道標がいっぱいあります。
中ノ岳(2179m)への上り、
とにかく歩くのみです。
岩場、ここは右側をひと登り。
振り返って
見下ろして
右奥に烏帽子岳(2230m)、左は笠法師岳(1918m)
アップダウンと、変化に富んだ径です。
あと2時間、がんばれ。
目にしみる青空と紅葉
大岩山?の奥に苗場山
紅葉のベストシーズンですが、ほかには誰も歩いていません、
静かな縦走路です。
とにかく下ります、ひたすらがまん我慢、
しばらく雨が降っていないおかげで乾いた道で助かりました。
ゴールの橋と、切明温泉「雄川閣」。
ひとっぷろ浴びて、
今日歩いた稜線を眺めながら志賀高原へ戻ります。
長年憧れていた道を、最高に良いお天気の日に、楽しく歩けたことに感謝します。
今年の北アルプスの紅葉はどうなんだろうと
やってきました遠見尾根。
早朝は、はっきりくっきり稜線を見せてくれました。
五竜のテレキャビンとリフトで、あっという間に標高1600m付近まで。
稜線のナナカマドは今が一番
タケカンバも美しい
武田菱
五竜の岩壁が迫ってきます
鞍部を見下ろす地点まできました。
山荘も見えていますが、そろそろ帰る時間です。
期待以上の紅葉と快適な稜線歩きができ、
同行のW姉さんと 来年の秋は鹿島鑓までの縦走を約束しました。
落語で有名な話「文七元結」を 2007年山田洋次監督が撮った映画
「人情噺 文七元結」を見てきました。
中村勘三郎がスクリーンにいっぱいに泣いて笑って、動き回っていました。
なんと魅力的な人でしょうか、
今更ながら、本当に惜しい人を亡くしました。