てくてくねこさん山の上

里山からアルプスまでてくてく歩いてます、温泉も時々・好奇心のままあちこち・・・

空木岳・南駒ケ岳

2010-10-22 20:03:17 | 山登歩き2010
10月11日~12日 空木岳、南駒ケ岳

混雑のロープウエーを避けて、池山尾根ピストンで行ってきました
駒ヶ根スキー場の林道を行ける所まで車で上って
池山小屋までなだらかな道を歩く
今夜泊まる駒峰ヒュッテは営業終わりで水がないから池山小屋下の水場から
今日明日の水約2Lを汲み、持ってきた飲み水と合わせて約4Lを担ぎ上げるはめに

私にしては重いザックで足も重く”今日中に着けばいいよ”と同行者に慰められられながら
ノロノロと池山尾根を進む

トレイルランのお兄さんが、颯爽と走り去って行くのを見ると本当にうらやましかった。




6時間掛かって稜線に、やっと正面に空木岳が現れました




空木駒峰(コマホウ)ヒュッテに荷物を置いて身軽になり歩いて10分の空木岳山頂(2864m)に到着

一昨年、極楽平から空木岳に向かったが、朝からのカミナリと雨で撤退していたので
本当にうれしかった、360度見渡してゆっくり静かな山頂を楽しむことが出来ました。







標高2820mにある小屋は最高のロケーションです。
空の上のお宿・・・







1Fの窓から見える駒ケ岳方面、今夜の泊りは5人だけです。


夕ご飯は鍋にお餅と、重くてもしっかり担いできたビールにお酒・・・
疲れと満腹で6時にはシュラフの中で夢の中・・・

2日目は4時起き(夜中にお手洗いに起きたが10時間も寝てた)で、雑炊に卵にベーコンにと
定番メニュウをいただき、5時15分暗い中を空木を超えて
南駒ケ岳に向かって歩き出す


南アルプスから出る朝日、





アップダウンを繰り返し7時に南駒ケ岳に着きました
昨日の疲れがまだ足に残っている感じで少しの登りもきつかった。
山頂(2841m)から空木岳、駒ケ岳方面です。



ピストンで帰ります
途中から見返す南駒ケ岳は堂々とした姿で花崗岩の白い石がきれいな山でした。







9時にヒュッテに戻り、池山尾根を下ります







13時40分車にもどり
駒ヶ根で温泉に入り、名物ソースカツ丼を遅いお昼として、帰路につきました。
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戸隠西岳

2010-10-18 20:38:16 | 山登歩き2010

10月5日(火)2053m
長年の憧れと、畏敬の山「戸隠山西岳」にやっと行ってきました
鏡池の正面に険しい姿を現している西岳は、我が家からも朝に夕に眺められ
その困難な登攀ルートで、近くて遠い山として近寄りがたかったが、
知人のSさんが西岳の登山道の整備もされていると聞き
以前からガイドをお願いしてしていたが、やっと実現しました。

当日はSさんと私の友人のMさんと3人で5時に奥社入り口で待ち合わせ、
まだ暗い参道を奥社に向かいました。
蟻の戸渡りも無事に過ぎ、八方睨みから西岳に向かうと
噂にたがわず切れ落ちた険しい道が続いていて
最低鞍部に下り、幾つかの鎖場や危ないところはアイザイレンして本院岳に登り
西岳キレットを渡り、西岳に着いたのは10:40

休憩後弁慶岳に向かう快適な稜線を歩いて
p1ピークからまた急峻な下降が始まった

やはりザイルで確保してもらいながら
俗に100本の鎖といわれる下りは
次から次に鎖があり、少しオーバーハング気味のハシゴの上部には
無念の峰といわれる意味ありげな場所も。
整備される前は反対側から来た人は多分ここから先に進めなかったので付いたのでは・・・?
サルの遊び場、熊の遊び場を通り
まだまだ岩場、鎖場と緊張が解けません


最後の長い鎖場を下り、振り返るとご褒美のように西岳の全容が見えて
困難だった登攀を辿りながら、しばらく見とれてしまいました。
気持ちが良いブナ林を歩き牧草地から沢までまだまだ下り
3箇所の渡渉を終えて登り返しがあり
鏡池についいたのは15:40
やっと緊張続きの1日が終わりました

戸隠山を3つも4つも登ったような、いやそれ以上にいろんな意味ですばらしい山でした。

あー 楽しかった

無事登り終えたのは、西岳を熟知しているSさんの的確なアドバイスと
安全を優先にしたアイザイレンがあったおかげです。
おかげで危険な場所も緊張の中にもリラックスして通過できました。

当日はもう西岳には来ることがないだろうと思いましたが、
次の日にはまたあそこに立ってみたいと思っている自分にびっくり!!

今年1番の山でした。




憧れの西岳山頂




上りも下りも垂直の鎖場がいくつもありました。



無念の峰



右が偽ピーク・・本院岳・・キレット・・西岳・・左奥の平な山が弁慶岳P1・・・左手前が無念の峰
・・・本当に疲れたけど楽しかった。
ここからまだまだ下ります。

 


鏡池からは正面に西岳の全容がみえるはずですが・・・・
長い1日が終わりました。

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奥大日岳

2010-10-04 17:30:32 | 山登歩き2010

 9月24日、25日とまたまた立山へ

1日めはゆっくり、雄山(3003m)から大汝山(3015m)大走りを下ってミクリガ池温泉でお泊り、なんて贅沢・・・

扇沢駅は小雨で合羽を着込んだが、トンネルをぬけた黒四ダムは曇りで

立山も1日高曇りでした。

一ノ越あたりからですが、正面に見えるのが大日岳と奥大日岳

 

今年2度目の雄山ですが今回は大汝山もまわってきました

17年前誘われての人生初めての山小屋はこの先の内蔵助山荘で、

着なかったがビニール合羽で、マウンテンパーカーといういでたちでした

今思うと恐ろしい格好ですね。

 

雄山までは観光客がいっぱですが、大汝山はひっそり

 

ミクリガ池温泉からの富山市方面の夕焼け、晴れた夜には夜景も見えるらしい。

お料理もおいしいし、温泉も最高、夜には星のスライドショーもあり山歩きができなくなったらまた来たい宿です。

 

2日目は雷鳥平を通って奥大日岳を目指します

紅葉はやっと始まったところ

 

チングルマの紅葉も所々です。

途中から見える剣岳の雄姿です、左の稜線が早月尾根、右の稜線には前剣もはっきり見えます。

今回の同行者と剣沢にテントを張ってピストンしてから、もう5年も経ってしまいました。

 

 

奥大日岳(2605.9m)

このあとガスが上がってきて、剣は隠れてしまいましたが剣展望には最高です

昨日登った雄山と雷鳥平

雷鳥沢キャンプ場のテント場にはテントがいっぱいで同行者とやはりテント担いでくれば良かったと反省しきり。

温泉宿も良かったですが、テント泊がうらやましいなんてこれは病気だね。

 

帰りにまた、ミクリガ池温泉で「ひとっぷろ」

混み混みの立山ロープウェイで下界へ戻りました。

 

 

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