11月10日 信越トレイル、セクション1 (斑尾山~万坂峠~袴岳~赤池 )
信越トレイルは斑尾山~天水山まで約80kmを区切って歩くように近年整備されました。昨年は野乃海峠~天水山まで歩いてみましたが、今回はセクション1と呼ばれている斑尾山から赤池までをてくてく・・・
斑尾山まではまず、しらかば台から歩き出しました、すっかり葉が落ちた林の道をゆっくり、ゆっくり登ります。ナラや栗の木が多く、実があちこちに落ちていました。山栗や山ブドウをたべてみたり、ぶなの実を拾ったり、遊び遊び歩くのは子供に返ったようでうれしいものです。
斑尾山の手前大明神岳1350mあたりからは一番の展望が望めます、眼下の野尻湖のきれいなこと!真ん中は飯綱山、右は黒姫山です。
斑尾山を過ぎ、タングラムスキー場を下って万坂峠でいったん車道にでます。
袴岳まではブナとダケカンバのきれいな林の中を歩きます。
袴岳山頂1135m、正面は妙高山。
ツルリンドウの実
ゴールの赤池。
しらかば台8:30~大明神岳10:05~斑尾山10:25~万坂峠11:50~袴岳13:10~赤池14:30、ゆっくりで6時間
晩秋の山歩き、お天気にも恵まれてビスターリ(ゆっくり)な時間を過ごせました。
11月3日 昨日からの低気圧で朝起きてみれば、里山まで雪を被っていました。
収穫前のりんごの赤と、柿の黄葉の向こうの山は高さ1000mほどです、こんな近くまで雪が降りていたんですね。
お昼近く安曇野方面にドライブ、豊科から大町を周って紅葉で有名な「霊松寺」に立ち寄ってみました。
1404年、信濃国に最初に開かれた曹洞宗のお寺だそうです。
モミジの紅葉はだいぶ終わっていましたが、イチョウの葉がまるで黄色い絨毯のように境内を敷き詰めていました。
明治に松川村の廃寺から移築した山門は萱葺きで長野県宝です。
アカンベーしてるような彫り物・・・・
わらぶきの屋根には昨日の雪がまだ残っています。
上の龍の絵は本堂の大きな天上に描かれています、一見の価値ありです。
今年は10月24日~11月15日まで本堂を開放していて、檀家のボランティアの方々がお寺の各所の説明をしてくれています。隠し部屋なんかもあり興味深くお話を聞きました。
オハツキイチョウもこのお寺の名物です。
鐘楼の前から北アルプス蓮華岳方面を望む。
11月1日 低気圧が日本列島を覆う予報が出ていて、昼ごろから下り坂になるとのこと、稜線歩きは寒そうなので楽々池めぐりということで。
紅葉も終わった「白駒の池」と「雨池」を訪ねてきました。
白駒の池
上空では風がゴーゴーと音を立てて雲を流していましたが林の下は静かで、湖畔をひとまわり。
ドウダンツツジの木もすっかり葉を落としてしまいました
林の中はコケむしていて、木漏れ日がきれい
いったん車道に戻り1時ほど歩くと雨池、本当にだれもいません。
正面には茶臼山と縞枯山。
水深2mほどで乾季の夏など水がなくなり、対岸まで歩いていけることもあるそうです。
白駒池とは違う雰囲気の、ぽかんと明るい雨池はお気に入りに追加です。
10月31日 研修で長野市松代町を歩いてきました。
松代の町並みは整備されていて、歴史を感じさせる建物が多く、またボランティアの人たちの湯茶の接待など心温まる素敵な町でした。
真田邸前の菊花展に展示してあった「巴の錦」
中級武士の旧横田家は江戸時代まで戻ってに復元してありました、囲炉裏に竈に、ネコと呼ばれた藁の敷物は農作業にも使われていて、50年くらいの田舎には普通に見られたもの。
いまじゃオール電化にブルーシート、便利でお金が掛かる暮らし・・・
当主だけが出入りできた玄関は時代劇そのまま
真田信之の夫人、小松姫の菩提寺「大英寺」、徳川家康の養女ということで
葵の御紋の提灯などがあります、もう少し手入れをしてあればと感じました、由緒あるお寺なのに雑草が・・・・
矢沢家門など見て2時間ほど歩きました、お昼はお蕎麦を頂いて
清滝観音と滝を訪ねてから午後は松代焼き体験。
松代焼き体験は500グラムの土を一時間半ほどかけて各自、色々なものを作りました、私は薄く延ばしすぎてこんな器になってしまいました。
一ヶ月後に出来上がるそうですが割れていないか心配です。
松代の町は、近くに住んでいてもゆっくり歩くことがなっかたので今回を機会に、これからもたまには行ってみたい町です。