発泡山軽便鉄道 雑記帳

鉄道模型(主に猫屋線)をいじりながら、風景・鉄道写真などを中心に気ままにアップしている、とりとめないブログです。

車内改装!!電車仕様

2021年12月07日 | 猫屋線(改造)
大阪工場での改造は、電車の車内改装が最終工事。



まず問題になるのが、運転台の取り付け。
右2両のキハも問題だが、左2両の電車も問題。

御覧のように、運転台の窓ガラスパーツが、妻面板についているうえに、車内には客車でおなじみのガラスパーツが付いており、運転台ガラスは2重窓仕様になっている。

問題なのは、このように運転台を付けても、マスコンハンドルなどが内側のガラスに当たってしまうこと。
だから内側のガラスをカットしなくてはいけない。

そして、車内の改装。



これはクハ改造車の様子だが、左側は運転台撤去仕様にするため、ガンダムマーカーで一色塗。右側の運転台は、窓の位置で上下に2色塗。
側面のドアもガンダムマーカーのザクライトグリーンで、塗分け。


そして座席は、KATUMIのロングシート(ブルー)を初採用。

ただ座席を取り付けるのは、床でも壁でもなく窓ガラスパーツ。

これは壁に付けた場合、動力用の床板と接触するための、苦肉の策。

一応(増結用?)クハだから着席定員の増加を目的に、車端部にも座席を追加。


この座席を付けたことにより、内側のガラスパーツと微妙に接触するため、結局こちら側も内側パーツをカット。

床板は「ひまわり号」とそっくり入れ替えたため、

これが

こうなりました。
貧弱だった「ひまわり号」の床下と台車が、見違えるほど立派なものに。

一方、デハの方は、

座席をグリーンに、座席長をちょうど2分割になるようにした(窓5枚分、ブルーの方は窓6枚分)ため、ロングシート1本で1両分ができることに。
軽便の座席なら、ドアからドアまでが一般的だったと思うが、ここは資源の有効利用と経済性との点から割り切った。


クハとデハで座席の色が違うが、クハはキハからの改造ということで、、、。

ちなみにデハは動力車。

車体を突き抜けているモーターは、見事に座席間に収まった。


2両全く同じ車体の「ひまわり号」、床下換装から外れたもう1両は、電車専用に転用させようか。

「ひまわり号」とキハの改造は、丹波工場にて年明け以降作業予定。