にんじんは皮をむき、なるべく細いせん切りに。卵はボウルで溶きほぐす。 フライパンにごま油を熱し、中火でにんじんを炒める。
にんじんしりしり。にんじんの甘さに卵のやさしさ、だしの旨味と風味。冷めてもおいしい。
「しりしり」とは「すりおろす」や「せん切り」、または「せん切りにしたもの」という意味の沖縄方言だ。
島ニンジンは、「チデークニ」と呼ばれる。細長く薄い黄色をしており、見た目はゴボウ。独特のさわやかな香りがある。
島ニンジンが手に入らないので、普通の赤いにんじん。にんじんのカロテンは、油と一緒に調理すると吸収がよくなる。さらに沖縄らしくスパムと一緒に炒めてもよいかも。
いまだにパンケーキとホットケーキの区別がよくわからないのだが・・・。
焼きたてのホットケーキのサンドイッチ。というと、ホットケーキを挟んだような書き方になっちまう。
ホットケーキでフルーツとヨーグルトをサンドイッチ。
バターとはちみつをかけるシンプルなホットケーキも捨てがたいのだが、ヨーグルトの酸味とフルーツの甘さ、そしてホットケーキのバニラの香りがミックスして食欲をさそう。
もちろん、ホットケーキにも卵、牛乳、プレーンヨーグルトを入れ、よく混ぜて焼く。ヨーグルトを使うことでふわふわのホットケーキに。
これに味をしめて、この次はヨーグルト入りライ麦パンを作ってみようっと。。。もともと酸味の強いパンが好みだ。
ライ麦パンの発酵には、イーストではなくライ麦の天然酵母(サワードゥ)が使われているのだが、なかなか手に入りにくい。サワードゥには、酵母菌より乳酸菌がはるかに多く、この乳酸菌が酸味を生み出す。なので、サワードゥの代わりにイースト+ヨーグルト。はたしてうまく発酵するんだろうか。楽しみだ。
糖質の摂取を控える糖質制限ダイエットをよく聞く。ご存じのように、糖質とは三大栄養素(炭水化物、タンパク質、脂質)のうち炭水化物の一部のこと。
極端にはご飯やパンなどの摂取量を少なくすること。
小腸でブドウ糖が吸収されると血糖値が高くなり、「インスリン」が分泌。このホルモンの働きによって、血液中のブドウ糖は全身の細胞に取り込まれる。取り込まれたぶどう糖は主に活動エネルギーを得るために消費されるが、余ったぶどう糖は脂肪細胞に。
「糖質が太る原因だ」といわれる理由は、糖質を摂り過ぎて余った分が脂肪に変換されて蓄えられるからだ。
しかしながら、糖質は大切な栄養素でありエネルギー源。これを極端に制限すると低血糖症状となり、意識障害や昏睡などの重篤な中枢神経系の症状によりドロップアウト。リバウンドをも起こしがちだ。
糖質は大切な栄養素であり、エネルギー源としてもとても重要。お菓子ばっかり食べてないで、もっとご飯を大切にしようっと。日本人を2000年以上、支えて来たお米は偉大だ。
男性女性に関わらず、はじめて親兄弟や友達と一緒に作ったおやつはホットケーキが多いんだそうだ。
だから、ホットケーキは子供の頃の一部分として生涯忘れ得ぬ特別な思い出になっているとのこと。
食べ物は味や香りだけではなく、暮らしや人生といったその人の背景にあるものが一緒になり人の中に記憶として残る。なので、同じ一皿であっても、それぞれで異なる特別なものとなるのだろう。
ふわふわで口当たりのやさしいホットケーキ。時代が変わっても、ホットケーキは家族の思い出とともに、人の記憶に残って人々に愛され続けていく。
ナポリタンには必ずタバスコがつきもの。育った東北のど田舎では、イタリアンのお店などなかった。
パスタと言えば、喫茶店で食べる「ナポリタン」と「ミートソース」ぐらいしかない。田舎とはいえ、お茶の文化はあった。なので、ご飯屋さんはことごとくつぶれかかった小さな食堂しかなかったが、喫茶店はあちこちにあり繁盛していた。
ナポリタンは日本発祥らしい。茹でたパスタと炒めた具材をトマトソースで和えてたようだ。トマトソースすなわち「ナポリ風」だった。
トマトソースがケチャップに変わって大衆になじんでいったのが歴史だ。
ちょっとアレンジして薄焼き卵とコラボ。オレガノがあると一気にイタリアン。