tetujin's blog

映画の「ネタバレの場合があります。健康のため、読み過ぎにご注意ください。」

千葉物語

2018-07-13 22:29:00 | 日記

映画「鎌倉物語」によれば、古都・鎌倉では幽霊や魔物、妖怪といった「人ならざるもの」が日常的に姿を現すらしい。
だが、ど田舎千葉も古さじゃ負けない。千葉ニアン(千葉時代)は約77万~12万6千年前の「第四紀中期更新世」。
千葉県市原市の地層だ。鎌倉時代よりもずっと古く、人間が出現する前からの妖怪や魔物が闊歩してた。

今日、魔界千葉で出会った魔物。 電車から降りる時、目の前にマタニティマークの若い女性がいたので、距離を詰めないようにゆっくりとドアに向かったら後ろから突き飛ばされた。いや、どつかれた。
振り返ると能面の顔をしたおばさん。
このおばさん、電車の発車前には満員の座席に荷物を載せて、はげしい貧乏ゆすりをしていた。
ど田舎千葉は、のどかだったその昔は、電車の開いたドアにわれ先と乗り込むおばさんたちがデフォルトだったけど、かわいげがあった。
さすがに、このおばさんの場合は、旦那であろう中年のおっさんは、見て見ぬふりをしている。
人は人によって磨かれる。社会と接点があまりないこの年代のおばさんたちは、常に自分ファーストだ。

 ・・・人の振り見て我が振り直せ。こんな年寄りにだけはなりたくない。
今日も魔物に人生を教わった。。


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