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眼病平癒の「こんにゃくえんま」で知られる文京区の源覚寺。
夏の訪れを告げる「ほおずき市」。
・・・とくれば、浅草と思うかも。しかし、ほおずき市は元来、下町のお祭り。
浅草以外の場所でも開かれる。
そもそも、ほおずき市は、愛宕神社(東京都港区)の千日詣りの縁日で、薬草としてほおずきを売っていたのが始まり。
ほおずきを煎じて飲むと、子供のかんの虫、大人の癪によく効くと言われていた。
「かん(疳)の虫」とは、夜鳴きがひどいこと。疳とは漢方医学で脾疳(ひかん)のことで乳児の腹部膨満や異常食欲をさす。
その昔、虫切り、虫封じ、疳封じなどと称して民間のまじない師が治療をほどこした。
乳児の手のひらに真言、梵字などを書き、粗塩で手のひらをもみ洗いして、しばらく置いてみると指先から細かい糸状のものが出ているのが見えるというもの。これが虫であるとされた。
実はこの治療にはタネがあり、手を洗う水の中に真綿が少量混ぜてあり、乾いてくると糸が見えるようになるといったしだい。鰯の頭も・・・っつうやつですかね。
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