里山でのライドにおススメのタイヤに要求される特徴は、舗装路のアプローチのために漕ぎが比較的軽め、登りでも下りでもそつなくこなせる、タイヤ重量が比較的軽めなどがあげられます。ペダリングが軽ければ、余計に体力を使わないから長時間ライドできるし、アップダウン、そしてコーナーでもしっかりグリップしてくれるということは、路面を痛めず、安定したライドができるということ。
そんな里山ライドに最適なタイヤですが、たとえば下記の4モデルなんかおススメです。
写真右から KENDA / SLANT SIX(26×1.95) きれいなラウンド形状のタイヤでコーナーリングがすごくいいです。適度なノブの高さのためペダリングが軽い。リアタイヤに使うのがおススメ。センターノブが硬めのコンパウンド、サイドノブは柔らかめのコンパウンドを採用しています。
となりが KENDA / BBG(26×1.9) 低めのセンターノブはペダリングの軽さをかなり出してくれます。対照的にサイドノブはしっかりしているのでコーナーなどでのグリップ性能は非常に高い。この1.9インチサイズがおススメ。フロントにもリアにも使えます。フロントにこのBBG、リアにSLANT SIXというチョイスもGOOD。こちらもセンターノブは硬めのコンパウンド、サイドノブは柔らかめのコンパウンドを採用しています。
そのとなりが MAXXIS / RANCHERO EXC(26×2.0) 里山ライドの定番&鉄板タイヤです。非常に軽いペダリングができるのに、コンディションを選ばずしっかりグリップしてくれる不思議なタイヤ。舗装路のアプローチなんかすごくラクチンです。センターノブはひし形と台形を組み合わせたノブが詰まり気味に配置されています。サイドノブはけっして大きくないんですが、ちゃんとグリップしてくれる。軽量と強度を兼ね備えたEXCシリーズがおススメ。タイヤの減りにくいのも魅力。
左が MAXXIS / IKON(26×2.2) MAXXISのニューモデルです。EXCグレードに加えて3C(トリプルコンパウンド)を採用。タイヤのコシがしっかりしていてコントロールしやすい。ノブは全体的に低めなのですが、配置がよく、オールコンディションで使えるタイヤです。今シーズン、RANCHEROなみの人気が出そうなタイヤ。
ほかにも走る場所や好みによっておススメタイヤはあります。タイヤはパーツの中でも、違いが一番わかるパーツ。いろいろなタイヤを試してみて下さい。
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