ワダはマウンテンバイクに乗る前はBMXに長いこと乗っていて、その前は普通の子供自転車でジャンプしてました。ジャンプが好きで、ブロックを積み重ねてその上に板を斜めに置いてジャンプ台を作ったり、公園やお寺の境内で土が盛り上がっているところがあればジャンプしてました。
 ジャンプの魅力って、ずばり無重力状態の浮遊感です。小学生で、大した距離も高さも飛んでなかっただろうし、もう空中にいる時間なんてほんの一瞬だったと思うのですが、それでもすごく長く感じたし、テレビでみる仮面ライダーや、多摩川にあったモトクロスの練習コースで飛んでいたオートバイと同じぐらい飛んでいる気分でした。
 ジャンプって、飛ぶ距離や長さの問題じゃないと思います。どれぐらい浮遊感が味わえるか、それがどれぐらい永遠(永遠はオーバーだけど)に感じられるか。わずかな距離でもカラダとバイクが重力から解放されて浮遊しているような感覚になり、その感覚が一瞬であっても「ああ、すっごく飛んでる!」と時間の感覚がマヒしちゃうのを経験できたら立派なジャンパーです。
 ジャンプは、基本的にジャンプする場所(ジャンプ台だったり、自然の地形だったり)の大きさが違っても基本テクニックは一緒。小さなジャンプが飛べれば、大きなジャンプも飛べます。いきなりは難しい(というか怖い)ので徐々に大きなジャンプにチャレンジしていったり、小さなジャンプでも、同じジャンプ台で、遠くに、高く飛ぶ練習をすることもできます。無重力感、みんなも体験してみてください。 Photo by Hideyuki Suzuki

 みなさ~ん、12月5日(月)の夜は予定空けておいてくださ~い!。詳細は近日中にアップしま~す!