萩市椿東越ヶ浜、笠山の麓・明神池畔に鎮座される「厳島(いつくしま)神社」。御祭神は『市杵嶋姫命(いちきしまひめのみことひめのみこと)・田心姫命(たこりひめのみこと)・湍津姫命(たぎつひめのみこと)』
「貞享3年(1686)萩藩2代藩主毛利綱広が、毛利元就が信仰していた安芸の厳島明神を勧請して分祀。越浜地区の氏神様として祭祀。」境内由緒より
鳥居の左右より神域を守護されるのは山口県内で時折お目にかかれる、ご亭主殿がほれ込んだ萩狛犬さん一対。同じように見えるスタイルですが、吽形さんは右前足の下に玉のようなものを隠しています。
阿形さんの後姿。肩に流れる羨ましいほど綺麗なたてがみ。真後ろのやや下から見た時に気が付く尾のハート💛 吽形さんの真正面、両肩から胸に流れるたてがみがまるでレースの襟飾のように見えて。山口県内でお目にかかるこのタイプの狛犬さんは実に個性的な仔が多く、どれも心惹かれます。
拝殿
拝殿左右に奉納された石の水盥。台座も含めて見事な細工。
貫彫刻の獅子と象。阿形獅子の飛び出した四角い舌も面白いと思うが・・
吽形獅子の思いっきりの上目遣いはかなり秀逸で・・笑えます(笑)
境内から見る明神池。こうして見るとまるですぐ目の前に海があるような錯覚を覚えます。
笠山の東麓にあり、その昔笠山と本土との間に砂州ができて陸続きになった時、埋め残されてできた「明神池」。大池、中の池、奥の池の三部分からなり、池は溶岩塊の隙間を通して外海とつながっており、外海の干満に応じて池の水も増減します。地元の漁師たちが漁の安全と豊漁を祈願して奉納した魚が繁殖し、マダイ、イシダイ、ボラ、エイ、スズキなど池の中には様々な近海の磯付き魚が泳ぎ、天然の水族館とも呼ばれているとか。
池の北側に弁財天が祀られていることから、昔は弁天池、また、藩主の茶室が建てられていたことから、御茶屋の池とも呼ばれていましたが、厳島神社の分祀により明神池と呼ばれるようになりました。周囲は安山岩の溶岩が積み重なり、老樹が生い茂る景勝地で、国指定天然記念物に指定されています。
参拝日:2012年11月12日
🍀明日は萩市内に残る「世界文化遺産:萩反射炉」の紹介です。
時間の概念が吹っ飛んでいます
登場するのは、みんな過去の世界
古くて、でもだからこそ新しい感動を
懐かしい記憶とともに与えてもらっています。
萩狛犬、秀逸でしょう
tononekoさんに言わせると
石工の意気込みと自尊心が溢れた狛犬さんだそうです😊
久しぶりにお邪魔します。tononeko殿のお気に入り「萩狛犬さん一対」、堂々とした風格がありますね。
阿形獅子の飛び出した四角い舌、 吽形獅子の思いっきりの上目遣い・・・やはりtibinekoさんの説明に引き込まれます。
弁天池、御茶屋の池そして明神池と、たくさんの名前があることも、初めて知りました。一つ一つ、あなたの説明を読みながら進みますと、心が穏やかになります。
10日も間をおかず、もっと早く訪問すればよかったのにと思います。日常の雑音を忘れられたのかもしれません。
今日はポカポカ陽気
このまま暖かくなって・・暑くなるんでしょうね
嫌なカメムシが出没し始めました
お酢のスプレーを用意しなくては!!
おはようございます!
今朝は晴れの札幌です☺️☺️
立派なしめ縄に
凛とした顔立ちの狛犬でしたね😆😆