淡路市町釜口に鎮座される「釜口八幡神社」。御祭神は『品陀別命』。
「創立年代不詳。三立崎八幡と称し、また正八幡とも号した。明治6年(1873)、村社に列せられる。」兵庫神社庁HPより
拝殿の屋根には飾り瓦の龍がいますが、そのお顔が何ともひょうきんで、淡路の細工瓦に登場する龍は、総じて楽しげで優しい顔をされています。
細長い境内の端には、石の色も新しい忠魂碑が建立されています。以前何かで見た記録では本物の砲身が使われていたように記憶していたのですが、もしかしたら震災の影響で新しく建立されたのかもしれません。
残念ながらこちらの狛犬さんも真新しい大量生産の狛犬に代わっていました。ガッカリしたご亭主殿が何気なく目を上げた先に・・・あれは確か、平和観音像・・・の後姿😲
アップで見ると👀 こんな感じ・・・
神社参拝の帰路に改めて立ち寄ってみた「平和観音寺」ですが、扉は閉ざされたまま。コンクリートの割れ目から伸びた雑草が、寂れてしまったもの悲しさを誘います。
建造当時世界最大の像として話題になった高さ100mの「世界平和大観音像」を有した「平和観音寺」でしたが、2006年2月に閉館。・・・あの大震災にも耐えた観音像も渡る世間には勝てなかったようです。所有者の死亡によって国の所有となった観音像は、8億8千万円をかけて9月ごろから観音像本体を切り分けて撤去される事になりました。台座にあたるビルを撤去して工事が完了するのは、2023年2月ごろになるとか・・見知った迷所がまた一つ消えてゆきます。
参拝日:2010年9月19日
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