車泊で「ご当地マンホール」

北は山形から南は大分まで、10年間の車泊旅はマンホールに名所・旧跡・寺社・狛犬・・思い出の旅、ご一緒しませんか。

側高(そばたか)神社 in 茨城県河内町

2019年12月08日 08時00分00秒 | 神社仏閣・名所・観光・茨城県

河内町金江津に鎮座される「側高(そばたか)神社」。御祭神は『天津彦火火出見命(あまつひこほほでみのみこと)』『山幸彦』の名で知られます。

一の鳥居から二の鳥居へと続く参道は、清掃が行き届きとても気持ちの良い空気に満ちています。

「永徳年間(1381~1383)、香取神宮の第一摂社:側高神社より分祀され、大嶋川岸に鎮座。その後寛永年間(1624~1643)に砂場に遷座。正徳4年(1714)に本殿を建立。一間社流造の本殿は、河内町有形文化財の指定。」

参道から少し急な石段を登った先に、ガラス戸付きの拝殿。

拝殿前左右より神域を守護されるのは、大正十年(1921)一月建立の垂れ耳が可愛い江戸流れさん。うっすらと開いた口元は何処となく優雅な貴婦人の微笑を思わせる、わたし好みの顔立ち。

伏目がちに参道を見守る吽形さん。その控えめな態度とあわせて、これも又好感度アップ! 石工の優しさが伝わってくるような狛犬さんを見ると、ここまで来た甲斐があったと嬉しくなります。

拝殿向かって左、石の鳥居と朱の鳥居とが交互に建てられた奥に鎮座される「境内社:稲荷社」

社殿は「覆屋(おおいや)」の奥に鎮座されており、拝殿前には朱の幕が奉納されています。

社殿前左右より神域を守護される神狐さん一対。それぞれが宝珠と鍵を前足の下に抱き込んでいます。

拝殿の向かって右側に鎮座「境内社:皇大神宮」。御祭神はおそらく『天照坐皇大御神』

皇大神宮の社殿脇障子に施された彫刻、これは何を題材としたものでしょうか? 社殿彫刻が大好物な私ですが、それをぱっと説明できる才能がないのが口惜しくもあり、切ないところ。

社殿前左右より神域を守護されるのは、文化四卯(1807)四月建立の、とても小さな狛犬さん一対。

小さいのですが、その表情は不敵とも言いたいような面構え。むしろいじらしくさえあります。

境内の一角に建立されていた「戦没者碑」。河内町の国難に殉じた方々の慰霊碑でしょう。

境内の沢山の石祠の中にあった「大黒様」、表情がとても綺麗です。いつの時代か・・誰かが奉納されたのでしょうが、もう少し良い扱いを受けても良いのでは😅

参拝日:2019年3月16日


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2 コメント

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Unknown (ky1861sy)
2019-12-08 17:58:04
寺社も全国制覇を目論んでいるんですか?
選択されているとすれば、何か基準があるんですか?
凄い件数参拝されてますね。
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訪問地制覇(笑) (tibineko)
2019-12-08 18:43:06
コメント有難うございます。
神社を選ぶ基準ですが、まずは一宮・二宮などの格式。
訪問する自治体の代表的な産土神もなるべく外さないように。
好みの狛犬が奉納されていると言う情報があれば、神社の規模の大小問わず、鎮座地までの行程も距離も、多少の無理は厭いません。
名のある宮彫師の作品が残されていると聞けば・・以下同文(^^;)
結果、凄い数になりました。
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