安曇野市豊科西原に鎮座される「新田(しんでん)神社」。御祭神は『天照大御神』
「慶長八年(1603)創立と伝えられている。由緒不明であるが新田町は江戸時代の初めは威相新田町村といい、上・中・下の三つの町から成り、上町は威相町村に、中・下の両町村が新田町村とされた。中頃からは単に新田町村と呼んだ。新田町が威相町と共に宿場として注設されたのは慶長13年(1608)と言われている。享保九年(1724)神明宮は拝殿(二間・三間と記している) 伊勢神明宮を勧請したと言われている」境内由来書より
神橋を渡り境内に
拝殿の二重注連縄は、これまでに見かけた事のない様式。
拝殿前左右より神域を守護されるのは昭和八年(1933)四月奉納、「信州型獅子狛犬」と勝手に名付けた狛犬さん一対。美しいたてがみと流れるような尾が優雅さを醸しています。
〆柱の上より神域を守護されるのは大正十三年(1924)二月二十六日奉納の狛犬さん一対。この年の一月、当時皇太子であられた裕仁殿下(昭和天皇)と久邇宮良子女王(皇后陛下)のご成婚の儀が行われており、こちらの狛犬さんはそのご成婚を記念しての奉納。
それほど大きな狛犬さんではありませんが、流れるたてがみ、雄々しい口元、いずれを見ても素晴らしい一対。
尾がね、またかなり個性的で、魅力的なのです。
と言う事で素敵なお顔をアップで、「阿)えへへ、照れるぜ~」
「吽)こんな事してるから本殿の写真を忘れるんだよ」・・・って、それは言ってはいけないお約束😅
自然石の石灯籠、右手に沢山の境内社が祀られています。
『乃木 希典(のぎ まれすけ)』揮毫の「忠魂碑」
参拝日:2016年4月20日
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます