チマチマ毎日

木工屋と陶器屋の夫婦が作るセルフビルドの家と、まいにちの生活、道具のあれやこれや。

どくろ参上

2009年06月25日 | どうぶつに会う

 うちの周辺には捨て猫が多い、とよく書いているのだけれど
ここ数ヶ月よく見る灰色の猫がいる。

最初首輪をしていて飼い猫が迷ってきたのかな、と話していた。
しかしお隣の奥さんがよくみると、首輪はしっかり首にくいこみ痛々しい状態で、
猫好きな奥さんはそうっと首輪をはずしてやったらしい。
子猫のうちに首輪をされて捨てられたのかもしれない。
          
かわいそうな身の上なのだけれど先月まず事件は起きた。
お隣の奥さんところの目も開かないくらいの子猫が、この灰色の猫に食べられてしまったのだ。
奥さんはとてもショックを受けていて、それからこの猫はこのうちでは「ワル」と呼ばれるようになった。


お父ちゃんはこの猫を見るとコワイコワイと嫌がる。
「目が落ちくぼんでいて光がない、ココロが見えない、こわい」らしい。
こいつは次第に家の中に入り込むようになった。
外出から帰って来て玄関を開けると、びゅっ!と飛び出して来る。
猫扉から勝手に入っていたのだ~。

昨日はパンをビニール袋の上から喰い破って食べ、さらにタマの皿から残っていたカリカリも食べていたところをお父ちゃんが発見!
ほんのちょっとお父ちゃんが家を空けたスキに入り込むこの巧妙さ。
うちのすぐそばで見ているとしか思えない。空き巣かい・・・。


うちでの命名は「どくろ」。
今、猫扉をどうするか検討中である。