友だちが彼女と一緒に遊びに来てくれていた。
はるばる島根から。
島根はわたしたちも住んでいたからわかるけれど
うまいものの宝庫。
「う」の引き出しはたくさんある。
おみやげに持って来てくれた日本酒
つまみは「あいご」の薫製
島根の日本酒は水と米がうまいのだからうまい。
でも酒造元も研鑽して年々おいしくなっているところが多い。
いただいたお酒はうすい褐色がすこしかかっていて
まーったりとやさしい。
薫製は「白南風(しらはえ)」のもの。
ここの薫製は格別。口に入れて噛むとけむりのかおりと
素材のうまみがじゅわじゅわ来る。
「あいご」ってどんな魚だろう?
とびうお(あご)の薫製ももらったことがあるけれど
酒飲みにはたまらない一品。
さて、こちらも地のものを食べてもらおう!
ということで中津川市内をピックアップ。
1.まずいきつけのラーメン屋「駒場亭(こまんばてい)」。
ここで昼の腹ごしらえから始めよう。
2.次にいくは酒屋「大鋸(おおが)」。
ここではいろんなものを試飲させてくれた。
いつもは焼酎の試飲なんだけれど今回は
・ゆずのリキュール
・ラズベリービネガー
・地のぶどうジュース
どれも香りがふぁああ~~と口から鼻にぬける。
その香りに友人つられてかいものに走る・・・。
3.そこから歩いてすぐの駄菓子屋を物色し「妖怪けむり」などを購入。
4.島根へ持って帰るお土産を買いに栗きんとんの「すや」へ。
栗きんとんは数々あれど、ここのお菓子を包む箱はとってもかわいくて
さらに建築が白井晟一なので行ってしまう。混んでる~。
5.栗粉餅を買いに「佐和屋」。
ここの店内でわたしが「この近くに酒蒸しまんじゅうのうまいところがあってね・・・」って話してたらいきなり店員のおばさんが振り返って
「そうそう恵那まんじゅうね。わたしも大好き。5個は食べるね」
そこで急遽、恵那まんじゅうも買いに行くことに。
すごいはしごだー。
6.恵那まんじゅうを売ってる二葉軒へ。よかった売り切れてない。
7.さらに五平餅を買いに「おふくろ」へも。
こうなったら徹底的に食べるのだー。
ここに住んでいてもこうはいかない。
遠方から友人が来てくれたからでの展開で
堪能しました。ゲフー。ごちそうさまでした。
恵那饅頭をほめちぎった佐和屋のおばさんに会いにいきたいわ~。
しかしくまつるさんここまで行ったら当然恵那まんじゅうも、でしょう(ラーメンも~)。
秋は腹がこなれん~食べ続けちゃうから。
五平もちのお店は恐らく分かりますが、他は場所も定かではないです。
住んでしまうと、名物はあまり買いには行きませんしね。
遠方から友人が来てくれると地のおいしいものを
食べてもらいたくて連れて回ってしまう。
島根はしょうゆ、日本酒、蕎麦、米など
食の基本のものを時間をかけてじっくり作って
いる人が増えているようです(元々もおいいしけどさらにがんばっている)。
中津川は中山道なので特産の地のものというと
昔からある五平餅、栗のお菓子になるのかな。
島根のようにじっくり作られるうまいものが
もっと増えてほしいなあ~と思っております。