チマチマ毎日

木工屋と陶器屋の夫婦が作るセルフビルドの家と、まいにちの生活、道具のあれやこれや。

四つの気質

2011年02月10日 | 日々のつれづれ

 

ここのところ、以前買ってそのままになっていたシュタイナー教育本をちらちら読んでいる。

シュタイナー本はだいたいどれも難解なので、すごーくわかりやすくてアタマに入りやすいものから。

 

 

人には気質があってそれは4つ。憂鬱質、粘液質、多血質、胆汁質。

ひとりの人がひとつだけの気質を持つのではなく、

「一番多く持つ気質はこれ、もう一つはこれ」「この場で出やすいのはこの気質」・・・という具合。

簡単にいうと(かいつまみすぎですが)

 

憂鬱質:あたらしいものをからだに取り入れることを好まない。食べ物も情報も環境も。テーマは「石」。

粘液質:あたらしいものは好きなのだけど、とてもゆったりとことを運ぶ。そして深く。テーマは「水」

多血質:どんどんあたらしいものへ目がうつっていく。そのため目はいつもキラキラ。しかし浅く長続きはしない。テーマは「風」。

胆汁質:自分が一番正しい、こうあるべきと思っている。ことをマイペースにどんどん進める。テーマは「火」。

 

シュタイナー教育では子どもそれぞれが持つ気質を壊すことなく、その場に合った役割をあたえてあげると

子どもは大きくのびる、そして自分の存在理由を確かなものにしていくことができる、と考える。

今の日本だと「てきぱきと仕事(勉強)をこなすのがいい」「誰にでもニコニコしてすぐに話せるのがいい」

「環境にはすぐになれなければいけない」「人の顔色はすぐに読めなければならない」・・・

就活とかでもそういう人が重宝されそうですが。

 

さて私事ですが、わたしは多血質がほぼ占める。

あたらしいものだーいすき、目移りキョロキョロ。

「風」なのでひとところにいるのが苦手。フラフラうろうろしてるとにこにこ。

そうだ、これは悪いことじゃない。抑えるのもよくない。

そう思ったら気が楽になりましたね。

 

わるい気質はなにもない、不必要な気質もないのですから。。。

 

 

 

 



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2 コメント

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ひさしぶりに (ケイコ)
2011-02-14 21:02:32
ちまさんのブログを久しぶりに開きましたよ。

子育てでは、ずいぶんとシュタイナー教育の考え方で楽になったことがあるよ。
シュタイナー学校の先生はその子の気質にあわせて、対応を変えるらしいです。だから、4つの気質のすべてを自分の内に持つように意識するんだって。

ちなみにわたしは多血、粘液だと思う。ラテンで踊り、和裁でチクチクするから。



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ケイコさん (ちま)
2011-02-15 10:57:52
ケイコ、おかえりなさい。
コメントありがとうね。

シュタイナー教育ではオトナはほんと忍耐を要求されるね、ちょっと苦しくなりそうなぐらいに。
でもだからオトナは成長させてもらえるんだろうなあ。

わたしはこどもに怒鳴って怒るしアタマもこづくし、忍耐足りませぬ~。
子どもとわたし同じ立場にいるように過ごしてしまうんだよね。
ここ最近考える時間ができて、ちょっとめぐらしております。
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