今日は「中地区保護司候補者検討協議会」に出席して、学ばせていただいた
公民館で働かせていただいていた時に委嘱を受けていた関係もあり、今日開催された「岡山中地区保護司会・中地区保護司候補者検討協議会」に参加させていただいた。
保護司の仕事や役割は余り知られていないが、「保護司は、犯罪や非行をした人の立ち直りを地域で支えるボランティア(無報酬)」であり、全国に5万人弱の方々(保護司法規定の上限は52,500人)が活動しておられるとのことだ。
その大切な役割を担う「保護司」だが、上限65歳までに就任し定年は75歳だそうで、保護観察中の少年や元被告、刑務所から仮出所中の元被告らの更生を助けることを主な目的としており、対象者が原則月二回自宅を訪ねてきて、月一回は対象者の自宅を訪問されるとのことだ。みなさんのお話しを聞いていても、そのハードさが伝わってくる。
近年、地域の人間関係が希薄になり、後継者を見つけることが困難になったため、定員割れが常態化しているとのことで、2007年から全国でモデル的に「候補者検討協議会」を設置して、発掘に取り組まれているとのことだ。
ところで、今日の「会」のご案内をいただいた「岡山保護観察所」の封筒には、「人はみな、生かされて、生きてゆく」の言葉が刷り込まれている。そして保護観察所長さんは、「更生保護=国が民間の人々と連携して、犯罪や非行をした人が地域の中で早期に更生できるよう助けるとともに、地域の犯罪や非行の予防を図る活動」に理解と関心を持ち協力をと訴えられた。
保護司のみなさんのご苦労などをお聞きし、そのご努力に心から感動した。とても貴重な時間を過ごさせていただき学ばせていただいた。感謝、感謝だ。