福井ではそばを大根おろしで食すのが当たり前、越前そばの佐佳枝亭に行った
「福井市観光マップ」に「『越前おろしそば』の名前の由来」について、「かって昭和天皇が来福になった折、『越前で食べたおろしそばは、おいしかった』と側近にお話になられたことから名付けられました。歴史は古く、慶長6年、京都から城主としてやって来た本多富正公が最初だと言われています」と書かれている。
福井に来たからには、この「おろしそば」を食べねばと、昨日のお昼に大正5年創業の「越前そば 佐佳枝亭」に行った。このお店は、先のマップに「おいしい福井県産そば使用店」(福井県産そば粉を100%使用し、そば粉の割合が70%以上の蕎麦を提供する県内の店を福井県認証のお店)だ。
このお店のお昼の定食とも言うべきの「越前ふる里そば」(1,080円)をお願いした。おろしそばとともに、私の食べたいと思っていた鯖も食べられるので、とてもラッキーだった。
ところで、福井ではそばと言えば「おろしくそば」だそうだが、大根おろしだがそれは薬味ではなく、だしであった。そしてこしのあるそばはとても美味しかった。
昨日宿泊したホテルの今朝のバイキングにも、おろしそばは用意されていた。ベトナムに滞在したホテルでのフォーを思い出した。ともあれ、福井滞在中、今日のお昼に食べたお弁当を除いて、昨日の昼と夜、そして今日の朝と夜と全て、このおろしそばを楽しんだ。とても気に入った。