地底人の独り言

いつまでもみずみずしい感性を持ち続けて生きたいと願いつつ、日々の思いや暮らしを綴っていきます

ごあいさつ

いつも訪問してくれてありがとう。 「毎日が日曜日」の日々ですが、好奇心いっぱいに、ミーハー心を忘れず生きていく様や日々の思いを綴っていきたいと考えています。  是非とも、今後とも訪問をお願いします。また訪問していただいたら、足跡・コメントを残してくれたらなお嬉しいです(4桁の数字を半角小文字で入力忘れないでくださね)。 今後ともよろしくお願いします。

資料整理

2010年02月25日 | 歌舞伎・演劇・バレー
 


「岡山の歌舞伎公演」本の資料整理を長時間行った、もう少ししたら出版だ

 「おかやま・歌舞伎・観る会」が、10周年記念事業として出版を企画した『おかやまの歌舞伎-備中宮内歌舞伎を中心に』(仮題)の資料整理を、今日岡山県立図書館において行った。かなりの長時間で、さすがに疲れた。

 この「歌舞伎に関する本」は、「歌舞伎・観る会」の代表委員の一人であるA先生が、資料の収集も含めて執筆していただいている。私たちは、資料整理などのお手伝いである。さすがで「研究者はかくあるのか」と教えられる程に、様々な資料を見つけ出してこられる。今日は大正3年に「山陽新報」に連載された「宮内の今昔」や明治15年の同じ山陽新報に「宮内芸子芝居」の記事を探し出すなどした。

 この「宮内の今昔」は、宮内芝居のことと遊郭のことにたくさんのスペースが割かれていて、読んでいて結構面白い。それでも文字が小さいので、さすがに目が疲れたりもした。いささかハードな一日だった。

 また、出版する予定の「本」に使用する写真選びなどもした。まさに、出版に向けてのラストスパート中だ。今日はこの資料整理などの作業に、地元紙など二社が取材もしていただいた。「岡山の歌舞伎公演」に関する出版に取り組んでいる取り組みを記事にしていただけるようだ。嬉しい限りだ。

 A先生の原稿は、本文のみだと来月早々にも脱稿予定だ。その後資料整理などを行い、遅くとも今年度中には、とりあえず印刷に回したいと考えている。そして、これまた遅くとも夏前までには、出版できればと考えている。

 そんな中で、出版に向けた作業として、一つは宮内歌舞伎のフィールドワークを春には行いたいと思っている。宮内歌舞伎が開催された場所や吉備津神社の残された歌舞伎俳優の名前が刻まれた玉垣の調査等を、広く市民のみなさんに呼びかけて行おうと思っている。
また、岡山の歌舞伎公演の歴史に関する「歌舞伎フォーラム」を連休前後には開催したいとも考えている。少しだけワクワクする。

 
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セミナー参加

2010年02月25日 | 公民館
 


福井県公民館セミナーに参加し、とても貴重な学びをさせていただいた

 今回の福井行きは、ご縁があって「福井県公民館連合会」主催の「第20回福井県公民館セミナー(後期)」に参加するという、学びを場を提供していただいたからだ。館長さんや職員さんが、たくさん県下から参加されておられた。

 このセミナーの開催趣旨として、「社会情勢の大きな変化に対応して公民館の仕事を見直し、地域社会が必要とする魅力的な公民館事業や運営について、学び会う。職員一人ひとりが『学び会うこと、支え合うこと、共に力を出し合うこと』を真摯に受け止め、自らの仕事を一歩前進させる新しいきっかけとなるような場にしたい」と書かれている。この一文を読んだだけで、主催者の開催に対する熱い思いが伝わってくる。

 内容は午前中の講演の後、「公民館の管理運営」、「地域づくり」、「公民館職員の地域づくり」の三つの分科会に分けての討論だ。各分科会では、各々一本の報告を受けての討論だ。

 今回の報告は、昨年10月に開催予定であったが、大型台風の到来で中止となった「第60回福井県公民館大会」の分科会で準備されていたものだ。その際私はご縁があり第三分科会に参加させていただく予定としていた関係で、今回参加させていただいた。

 福井県下の公民館は、全て小学校区単位に開設(岡山市の場合には、中学校区に一館の整備)されており、報告された越前市の公民館の地域で、対象は約500軒と聞いた。それだけに、地域や地域の方々と密着して旺盛な公民館活動が展開されていて、とても興味深かった。かつ職員の方々の豊かな公民館づくりへの熱い思いにも接して、私自身深く学ばせていただいた。

 ただ、そんなに頑張っている公民館職員の方々であるが、例えば福井市のように四年任期で、再度面接などの試験を受ける必要があることなども聞いた。公民館職員の方々の、公民館や地域への熱い思いがしっかりと受け止められ、安心して働き続けられるような、そんな公民館に全国全ての公民館でなってほしいと願った。

 ところで、この会場となった「福井県生活学習館」は、駅中心部からは結構遠いが、周辺には県立図書館や福井市立美術館があり、駅から無料の「フレンドリーバス」が回っている。この無料巡回バスは、施設のある停車場では下車できるが、その他は乗車のみとなっている。
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出会いは一生もの

2010年02月25日 | 身辺雑記
 


聡明で美しい二人の女性に出会った、私の一生ものの「宝」となった

 「福井県公民館連合会」は、昨日のセミナーの会場となった「福井県生活学習館」内に事務局が置かれている。その「福井県公連」の会長のMさん、そして事務局長のWさんは、お二人とも女性であるが、とても聡明で美しい方であった。お話しをさせていただいていて、とても会話が弾むし、そのお話しはとても豊かで、いつまでも「お話ししていたい」と思わせるほどに実に魅力的な方々だった。

 事務局長のWさんとは、この間何度かお電話でお話ししたり、メールをいただいたりしてきたが、実にていねいにご準備をされ、それをご連絡してきていただいた。その対応に、私のこれまでの仕事ぶりを何度も反省させられた。そしてWさんの公民館とそこで働く職員を思う熱い心に心を打たれるものがある。そのWさんが今年の三月末で、その職を去られると聞く。また一人、「匠」と呼ぶに相応しい人が、現場から消えられる。とても残念で寂しい限りだが、ただWさんならその後の人生も、より豊かに輝いて生きられるものと確信する。

 私は、「一期一会」の言葉があるように、出来るだけ「ご縁があって出会ったのであり、その出会いを大切にしたい」と考えて過ごしてきた。まさに「出会いは一生もの」であり、それはわが人生にとって「宝」となるものだ。今回も素敵な出会いがあり、私の「宝」が増えた、素晴らしい福井行きとなった。感謝、感謝だ。

 ところで、会長のMさんの公民館は美浜町にあるそうだ。その美浜町では平成17年に「へしこの町として商標登録」し、ゆるキャラの名づけ親・みうらじゅんさんの「へしこちゃん」が、「ゆるキャラ アワード 2009」でグランプリを受賞したとのことだ。そんなことで、「へしこちやん」をプレゼントしていただいた。感激である。早速我が携帯のストラップとした。

 その「へしこ」とは、「若狭地方の先人の知恵から生まれて、各家庭で保存食として作られてきた鯖などの魚介類のぬか漬け」だそうだ。鯖大好きの私としては、いつの日か鯖街道で焼き鯖を食べ、美浜町でへしこを食べてみたいと考えたりもする。話がまた食べ物に逸れてしまった。情けない、トホホだ。
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永平寺

2010年02月25日 | 旅行
 


全てが修行の寺・永平寺に行き、我が過ぎ越し人生をふり返った

 今回の福井行きは、所用のある旅であり、いつものように観光の楽しむのは慎んだ。ただ一つ、永平寺だけは行ってみたいと思い、駆け足で行った。福井駅から京福リムジンバスで、「永平寺門前」まで30分で行ける。
 今回の福井行きは、とても暖かい4月中旬のような暖かさで、日頃オーバーなどは着ないのだが、寒さを心配して持参したが、持って歩くのが恥ずかしい位だった。
 さて、永平寺に以前に行ったのは、30年くらいも前だと記憶する。その際は夏で、セミが激しく鳴いていた。この永平寺は約760年前に道元禅師によって、出家参禅の道場として開創されている。禅宗のお寺さんであり修行のための寺であり、入浴も排泄も炊事も全て修行という考えだそうだ。
 そして七堂伽藍(山門・仏殿・法堂・僧堂・大庫院・浴堂・東司)が全て回り廊下で結ばれており、外へ出ることは出来ない。加えて、修行の寺であり、国宝などのきらびやかなものは展示されていない。つまり私のような下手なものには、行った証拠写真すら実に取りにくい。そんな中で、ぶら下げられている「大すりこぎ棒」を撫でると、料理が上手になると言われたので、それだけはした。
 この永平寺は冬場は雪で正面入り口が閉鎖されているのだが、暖かさの中で私が行った前日・23日から通れるようになっていた。そんな永平寺で、義理と恥と人情を欠いた我が過ぎ越人生をふり返り、恥じ入ったりもした。

 
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