先週忘れていた家庭医の定期診察、「大きな変化なし」でとりあえず一安心
手帳に書き忘れていて、先週受診しなかった家庭医の定期の診察を今日受けた。診察がある前日は、血液検査があるので甘いものなどは控えめにするのが常だが、昨晩はお月見団子をいささか食べ過ぎた。そこで、今日の血液検査の結果はすごく心配だった。
今日はいつもの血液検査の他に、頸部エコーや血圧脈派の検査もした。血液検査については、心配したがほぼ前回と変わらずの結果だった。γ-GTPは前回8月の105→112(正常値は55まで)と少し上がったものの、問題のカリウムは3.3→3.4(正常値は3.3から)とより改善をしている。また尿酸値は高いものの8.4→7.3(正常値は7.0)と少しだけ改善している。
今回の血液検査ではγ-GTPと尿酸値が正常値の範囲を超えたが、肝機能等の数値は全て正常値の範囲内だった。私の母が糖尿病だったので、とりわけ血糖に関してはナーバスになっているが、血糖の関係の全ての結果が正常値の範囲だったことは嬉しい。ともあれ一安心した。
また頸部エコーでも血圧脈派の検査でも、首筋や両足の血液の流れは良好だった。心配なのは動脈硬化で、「動脈がやや硬くなっており、その進み具合は同年齢の平均レベルを超えている」との検査結果だった。ただ、それは一年前と同じ状況で、少しだけ安心もした。
家庭医と岡山大学病院によって、ほぼ毎月血液検査をして我が健康状態を把握してもらえるのは、とても嬉しい。その一方では、医科と薬局の支払いで1万円札が飛んでいくのは、いささか切ない。
「闇の中にこそ希望の光はある」、桜井和馬著『希望の大地』に元気をもらった
昨日は珍しく寝付けなかった。いつもはバタンキューなのに、1時間位ももそもそしていた。おかげて、今朝の目覚めはいつもより1時間遅く6時前だった。
さて昨日は接近する台風の影響で、日中は雨が降り続いた。そんなお天気には逆らえず、読書の日とした。昨日は、写真家・桜井和馬のフォトエッセイ『希望の大地 「祈り」と「知恵」をめぐる旅』(岩波ブックレット)のページをめくった。
この本の帯には、「世界各地の自然と人の暮らしを見つめる写真家が探る3・11後の幸福論」とある。さすが写真家であり、大震災の被災地やチベットのとても美しく迫力のある写真に心打たれた。この本に導かれて、「生きる」ということについて考えることができた。以下に抜き書きさせていただくことをお許しを。
「何が人々を本当の意味で幸せにする『豊かさ』なのか? また何が『豊かさ』を装って、人々を不幸にする要因なのか? 私たちは一度立ち止まって、これらのことを本気で考え直してみる必要がある」。
神さま
私たちに変えることのできるものを、
変えるだけの勇気を与えてください。
変えることのできないものは、
受け容れるだけの冷静さを与えてください。
そして私たちに、変えることのできるものと、
変えることのできないものとを、識別する知恵を与えてください。
(神学者ラインホールド・ニーパーの祈り)
この頃、無性に旅をしたい自分がいる。どこでもいい、ぶらりと旅したい。富良野の森の時計で、コーヒー何てのも嬉しいのだが。それは今は無理な話。