毎度のことだが悔やむことばかり、生出演を終えて布団をかぶっている
私は現職で働いていた頃、芸術祭や音楽祭、そして坪田譲治文学賞の事務局を担当していたこともあり、マスコミなどから取材をしていただく機会が結構あった。その後インタヴューを受けた映像を見ると、まさに穴があったら入りたい気分に浸ることがしばしばだった。
そんな気持ちに今もなっている。森田恵子さんのご厚意もあって、今日はエフエム岡山に生出演させていただいたが、「言わなければならないこと」がほとんど言えなかった。トホホだ。後日録音したCDも送っていただけるとのことだが、多分聞く勇気はでないだろう。
そうは言いながらも、今日の放送の中では、森田恵子さんは私が話しやすいようにとても気を遣ってリードしていただいた。その意味では、気持ちのいい時間を過ごすことができた。要は、私が語るべきことをキッチリと整理できていなかったのが失敗の原因だ。深く反省している。反省はいつものことなのだが、それをいつも繰り返している。
大切なことを何も言えなかったが、放送終了後はミーハー故に、記念写真をお願いした。そこだけは、しっかりしている。
「松たか子のどこが好き?」と問われてたじろいだ、少し自問自答してみた
今日のエフエム岡山生放送の中で、森田恵子さんは松たか子のことも話題として取り上げていただいた。「どこが好きなんですか」と聞かれて一瞬躊躇し、とっさに口をついて出たのは出たのは「シャープなところ」だった。
私はファーストインプレッションで好悪の感情が決まるのが常だ。好悪の感情はあまり論理的ではないし、どんなところが好きなのか日常でもあまり考えたことはない。松たか子も「いい」としか言いようがない気がする。
ただ、夜になって少しだけ自問自答してみた。強いて言えばだが「凛としていて、シャープなところ」だろうか。番組では「凛として」という言葉として出てこなかったが。
これまで生きてきて、私も素敵だと思う人に出会ってきた。それは少なくない。そして、それらの方々にあまり共通項はないように思う。ずいぶんと以前だが、私の「他己紹介」で、我が友人は「好きなのは聡明で美しい女性」と書いてくれたことがある。確かに、それは共通項としてあるように思う。でも、それは世の男性全てだと思うのだが。そして一方、「美しい」はその人によって異なるとも言えよう。
ともあれこれからも、たくさんの素敵な女性とたくさん出会い、たくさんの恋(=憧れ)をしたいとも考える。もちろん、松たか子はしっかりと見続けようと思っている。
「備前おかやま松竹大歌舞伎」のPRのために、今日はエフエム岡山に生出演だ
「備前おかやま歌舞伎」の公演日(11月24日)まで、いよいよ残り一ヶ月となった。当日の舞台の照明や舞台装置に関わっての資料なども届くなどして、次第に緊張してくる。そのための準備も様々にあり、少しだけ多忙となっている。
と同時に、何と言っても一人でも多くの方々に、日本を代表する伝統芸能である歌舞伎を是非観ていただくことが大切で、その努力をしている。満員のお客さんで、俳優さんたちをお迎えしたいと考えている。
ただ、正直チケット販売では苦戦もしている。何しろ本物の歌舞伎の舞台を観たことがある人は、政府統計などでも10%以下という極めて低い数字だ。しかし歌舞伎の実際の舞台は、「鍛え抜かれた芸、豪華な舞台装置や仕掛け、色鮮やかな舞台衣装」等、魅力たっぷりだ。しかも今回の「備前おかやま松竹大歌舞伎」は、その名のごとく「大歌舞伎」が地元岡山で観劇できる絶好の機会だ。
そんな「備前おかやま松竹大歌舞伎」をPRするため、今日は二つのFMラジオを回る。一つは午前にエフエム岡山の森田恵子さんの番組に生出演(ウィンズディ・コーナー9時41分頃から10分程度)させていただく。そして午後は、山陽新聞事業社の春木香里さんのレディオモモの番組の収録をさせていただく。ありがたいことだ。お二人には、貴重な機会を与えていただけることに深く感謝している。問題は、私がちゃんと話せるかどうかだ。
ともあれ、いつもお願いしていることだが、みなさんもこの機会に「備前おかやま松竹大歌舞伎」を、是非とも観劇して欲しい。