我が「お願い」を引き受けていただいて嬉しく、かつその姿勢に深く学んだ
まだ現役で働いていた頃、仕事に関わって他課へお願いに行くことがしばしばあった。そんな時の対応は、それぞれの課・職員でずいぶんと異なった。難しいことには最初から関わってくれない、もしくはあれこれとできない理由を述べる、そんな対応が少なくなかった。
私は課では職員同士で、相手が頼みにくる場合には、たいていの場合に困っているからであり、我が課で努力してできることはあれこれ言わずに、頑張って引き受けることと基本姿勢としていた。そうは言っても、もちろんできないことは多々あったが。
そんなことを思い出したのは、昨日尊敬している方に「お願い」をした際の対応の素晴らしさに感銘を受けたからだ。ご無理なお願いをせざるを得なくなり、率直にお願いした。するといくつかの質問をされた後に、「私でよければ」と基本的にはお引き受けいただいた。とても嬉しかった。
面倒なことであり断ることも出来であろうに、と深く感謝した。お引き受けいただいた後の、「ニニキネアワー」のケーキ&コーヒーの美味しかったことは言うまでもない。人が生きる姿勢を教えられた時間であり、それはとても楽しい時間でもあった。
「ichi-cafe」でお昼を過ごした、ママ友がランチ&おしゃべりを楽しんでいた
ダイエットの必要性に迫られている身であり、少しは身体にいいもをと考えて、「ichi-cafe」で「オーガニック食材にこだわった、玄米にお野菜中心のランチ」を楽しんだ。
お昼をだいぶ過ぎてお邪魔したこともあり、店内には幼稚園のママ友であろうか、7~8名のヤンママたちがランチ&おしゃべりを楽しんでおられた。女性は一緒にランチというのはあるが、男性の場合に一緒にランチはまずない。そして女性の場合には話が弾む。
さてその「ichi-cafe」も参加する「青空cafe 2012 ~小さな市と本棚のあるカフェ~」が11月25日(日)に、東山公園にオープンする。「自然の中で楽しむ一日だけのカフェ。お気に入り補佐がしたり、おしゃべり…、小さな幸せをみつけませんか」とDMには書かれている。
たくさんのお店のフードも楽しめるし、何より「自然の中で」がいい。そして木の実のリースづくりや森の中の絵本の読み聞かせ、さらにはキャンドルづくりなどもあるようだ。行きたいものだ。
『おもかげ復元師の震災絵日記』を読んだ、悲劇が繰り返されないことを願う
映画「おくりびと」の大ヒット以来、亡くなられた方をどのように送るのかは、これまで以上に大きな関心事となっている。そんな中で表だって登場したと思われるのが(ゴメンナサイ、私が知ったのが遅いので認識不足かも)、おもかげ復元師だ。
その復元師・笹原瑠偉似子著『おもかげ復元師の震災絵日記』(ポプラ社)のページをめくった。著者は岩手県在住であり、「東日本大震災では、発生後間もなく沿岸地域に入り、津波や火災で大きな損害を受けた遺体を生前の姿に戻す『復元ボランティア』に献身」されている。
現地に入られて、実際に300人以上のご遺体を復元する作業に従事されているだけに、絵日記に書かれた「ことば」は、全て胸を打ち心が痛む。大震災以来、もう一年半の時間が流れ時として我が脳裏から消えそうにもなってしまうが、この本を読んで改めて心の奥深く刻んで生きていかなければと思った。
それにしても、笹原瑠偉似子さんの描かれた復元された方のお顔のナント優しいことか、何とも幸せそうにも見えた。それだけに、とても辛かった。こうした悲劇が、繰り返されないことを願うばかりだ。