NPO法人「岡山市子どもセンター」は、2001年4月に設立され、「子どもが豊かに育つ生活文化環境づくり」を目指して活動を展開されている。そして、「キッズフェスティバル」「夏休みフリー塾」「プレーパーク」「舞台芸術鑑賞」は、いずれも子どもにとってかけがえのない実体験の場として、継続して開催されている。
その「子どもセンター」の設立総会は4月4日に開催され、その4月から岡山市の文化行政を担当することとなった私は、来賓として御挨拶をさせていただいたことを記憶している。
前身の「子ども劇場」時代から、子どもやパートナーと一緒に子ども劇場の舞台を鑑賞していた者としては、その発展を嬉しくかつ誇らしく思いつつ、ご挨拶をさせていただいた。あれからもう、20年の時間が流れている。
そんな子どもセンターの方と、昨日は現在の文化・観劇状況などについて、語り合うお時間を持たせていただいた。
今、「舞台芸術鑑賞」活動は、厳しい状況にあるとのこと。お話を伺っていて、今回のコロナ禍もあるが、子どもたちと一緒に舞台を鑑賞するという風土が薄れてきているように感じる。とても残念に思う。是非とも、子どもたちに素敵な舞台を魅せていただきたい、私からも心からお願いする。
私も生の舞台派。頑張っていきましょうとエールを送った。