地底人の独り言

いつまでもみずみずしい感性を持ち続けて生きたいと願いつつ、日々の思いや暮らしを綴っていきます

ごあいさつ

いつも訪問してくれてありがとう。 「毎日が日曜日」の日々ですが、好奇心いっぱいに、ミーハー心を忘れず生きていく様や日々の思いを綴っていきたいと考えています。  是非とも、今後とも訪問をお願いします。また訪問していただいたら、足跡・コメントを残してくれたらなお嬉しいです(4桁の数字を半角小文字で入力忘れないでくださね)。 今後ともよろしくお願いします。

雨は好きくない

2022年04月30日 | 身辺雑記


 昨日は激しい雨、そして風も強かった。私の軽自動車は横揺れさえした。

 雨が降るとお野菜や中庭のお花たちに水やりをしないですむので嬉しい。でも、私は雨はあんまり好きくない。

 そんな雨で、心配していたサツマイモの苗はしっかりと立ってくれたし、いろんなお花が元気に美しく咲いてくれているので嬉しい。

 この連休中に、少しだけお花の手入れをしたいと考えている。今は。

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新潮社のPR誌「波」

2022年04月30日 | 読書


 昨日は激しい雨の中、「読書ルーム」へ。読んだのは新潮社のPR誌「波」5月号。「川端康成没後50年」の特集となっている。この特集以外にも、たくさんの興味深い文章が掲載されている。ワクワクしながら読んだ。

 その川端康成特集では、川端康成の新潮社佐藤亮一社長への書簡などが初公開されており、また単行本未収録小説「春の目」(名作『千羽鶴』り続編「波千鳥」の連作の第8作)が収録されている等、読み応えたっぷり。

 さて、「国境の長いトンネルを抜けると雪国だった」は、有名な川端康成の名作『雪国』の書き出し。この『雪国』の昭和10年の雑誌掲載時は「濡れた髪を指でさわった」からは始まっている。また雑誌には、「国境のトンネルを抜けると、窓の外の夜の底が白くなった」という一文もあるという。以上は、「波」5月号に掲載されている。

 その「波」には、新潮社が発行する文庫本には、「どの本にも1ページ目の本扉下部に番号が振られていますが(今は11600番台)、これは入稿番号といいます。その記念すべき第1番は『雪国』でした」と書かれている。そのことを私は知らなかった。恥じ入るばかり。

 ともあれ、そんなことに触発され、我が書棚にある川端康成全集の「雪国」が収録されている巻を取り出した。
 この全集は昭和55年(1980年)に刊行されている。久しぶりに、名作「雪国」を読み返そうと思う。そんなことを思っていたら、昭和40年(1965)年に、木村功と岩下志麻の映画「雪国」に感動したことを思い出したり。岩下志麻の駒子は美しかった。

 その駒子、是非とも松たか子に演じて欲しいと願っている。ただ、相手役に相応しい男性俳優が思いつかないのだが。

 小さな雑誌一つで思いが膨らむ。そんな素敵な時間を昨日は過ごした。感謝、だ。



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