昨日はオリエント美術館で開催された、趙博さんの「四國五郎生誕百年 没後十年記念「声体文藝館(一人芝居) ヒロシマの母子像 四國五郎と弟・直登」を楽しませてもらった。
今年の正月から体調不良の身であり、映画を観るのも我慢し、過日も大阪での公演チケットを確保していたが、友人に観てもらうように手配したばかり。
趙博さんは"浪花の歌う巨人・パギやん"の愛称で親しまれている歌手で、私は声量豊かで、かつ繊細なパギやんの歌に魅了されており、声体文藝館(一人芝居)を一度は楽しみたいと思っていて、かつ昼間の公演なので行きたいなと思いつつ悩んでいた。
そんな時、日頃は集客のことなど気にされていない(ような)主催者のOZAKIさんが珍しく「集客に苦労」とFacebookに書かれていたので、ご縁をいただいており、せめて応援の意味でもと参加を決断した。公演前日の決断。
結果、行ってよかった。パートナーが四國五郎の絵が好きということもあり、広島まで個展を見に行ったこともある。絵本『おこりじぞう』なども家にあった。
そんな四國五郎の絵がバックに流れる中で、趙博さんが語られる。とてもリアルで、母と子の愛、家族を引き裂く戦争反対、原爆許すまじが、心に響いた。
お礼にと、ご長男の四國光著『反戦平和の詩画人 四國五郎』を、わが暮らしからすると激しく高価だったが、頑張って購入した。頑張った一日だった。
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