地底人の独り言

いつまでもみずみずしい感性を持ち続けて生きたいと願いつつ、日々の思いや暮らしを綴っていきます

ごあいさつ

いつも訪問してくれてありがとう。 「毎日が日曜日」の日々ですが、好奇心いっぱいに、ミーハー心を忘れず生きていく様や日々の思いを綴っていきたいと考えています。  是非とも、今後とも訪問をお願いします。また訪問していただいたら、足跡・コメントを残してくれたらなお嬉しいです(4桁の数字を半角小文字で入力忘れないでくださね)。 今後ともよろしくお願いします。

息子介護

2014年04月25日 | 映画・テレビ

「息子介護」で母の介護に格闘する姿を描いた映画「和ちゃんとオレ」に感動

 昨日、「愛知県の認知症で徘徊中、列車にはねられ死亡した91歳の男性の遺族に、JR東海が損害賠償を求めた」裁判で、名古屋高裁は「男性の妻(事故当時85歳)に配偶者として、介護・監督する義務がある」として一審より減額したものの支払いを命じた。「何とも時代に逆行した判決、国民の老老介護の実態を知らない判決で、朝からブルーだ。

 この介護の問題では、「現在、無職で介護している人は266万人。一方で、働きながら介護をしている人は290万人」(2013年7月に総務省が発表した「就業構造基本調査」より)だそうで、介護している人の半数は働いている。そうした中で、「毎年10万人が介護離職している」との報道もある。

 そして、要支援・要介護の認定をされている方は、574万人(昨年8月現在)。まさに「超高齢化社会」「大介護時代」の到来の中で、今回の判決は、何とも納得できない。

 さて、火曜日・22日に映画「和ちゃんとオレ」を観に行った。10年間自宅で認知症の母親の世話をしてきたフリーライターの野田明宏さんは、和ちゃんと呼ぶ母の介護の記録を、『ありがとう和ちゃん』(プラス出版刊)として出版されている。そして今度は、ご本人を焦点を当てて、ドキュメンタリー映画「和ちゃんとオレ」が製作されている。「息子介護」の実態に息苦しくもなったが、感動の映画だった。お隣のご婦人は、上映中ずっと涙されていた。

 「老老介護」「働きながら介護」「息子介護」等々国民は、まさに「介護」と格闘している。介護保険料を払い続けても、国は介護に十分な施策を展開しているとはとても思えない。安心して老い生きられる社会を切望する。

 

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中国残留孤児

2014年04月25日 | 映画・テレビ

 

中国残留孤児の父・山本慈紹さんを描いた映画「望郷の鐘 満蒙開拓団の真実」

 私が以前働かせていただいた公民館の所管する地域には、中国残留孤児だった方が帰国されてお住まいになっていた。私がご縁をいただいていたK先生が、その支援に取り組んでおられてこともあり、「中国残留孤児」の問題を考えていただく関連するいくつかの講座を開催した。その時に高杉久治さんともご縁をいただいた。

 そのK先生などが頑張られて、一昨日から岡山市役所一階で、「中国残留日本人孤児問題の展示」が行われている。市内各所で開催されている「日本語学級」の取り組みなども展示されている。また中国残留孤児の父・山本慈紹さんを描いた「望郷の鐘 満蒙開拓団の真実」という映画製作への協力を求めるチラシも置かれている。

 ところでK先生は、中国からの引き揚げ者。「一つ間違えば、自分も残留孤児になっていた。それ故、この課題に取り組む」と、頑張られておられる。私も北朝鮮からの引き揚げ者。

 そんなご縁もあり、今「現代プロダクション」・山田火砂子監督が準備中のその映画「望郷の鐘、満蒙開拓団の真実」の、岡山の地での製作(&上映)支援の活動をお手伝いさせていただこうと考えている。その取り組みが動き始めたら、ご協力をお願いする。

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花筏

2014年04月25日 | 食べ物

「花筏」が咲く畠瀬本店でランチ、その別名がヨメノナミダ(嫁の涙)とは!?

 このところ暖かい日が続いている。春本番というよりも、初夏という感じ。抜けるような青空が心地いいし、花々も美しく咲いている。大好きな季節だ。心も弾む。

 そうした中で、一昨日は畠瀬本店でランチとした。私の予約席に、いつもその時々に咲く花を生けていただいているが、昨日は「花筏」が生けられていた。その花筏、昨年初めて畠瀬本店で見たお花。今年もそんな季節となったと、思ったりもした。

 一昨日は、偶然だが親しくさせていただいている方の笑顔にも出会えた。お子さん連れで、そのお子さんも大きくなられていた。時間の流れを感じたりもした。

 天気は快晴、心地いい季節。にしても、この花筏(ハナイカダ、ミズキ科の落葉低木)の別名が、ヨメノナミダ(嫁の涙)とは。なんでだろ~、なんでだろ~。

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御室桜

2014年04月24日 | 読書

『また会いたくなる京の桜』と「るるぶさん」と一緒に京都の桜見物は一興

 私が「さくら、サクラ、桜」と騒いでいたこの春、仁和寺の「御室桜」&「桜守・佐野籐右衛門邸の桜見物をお誘いいただいた。が、諸般の事情で実現しなかった。

 そんなこともあり、水野克比古・写真『また会いたくなる京の桜』(淡交社刊)で、京都の美しい桜風景を楽しんだ。その中には、仁和寺の「御室桜」も佐野籐右衛門邸の桜も掲載されている。行けなかったことを悔やんだが、後の祭り。

 この本には、「どこにどう咲くべきか、人の手が徹底的に加わりながら自然であることを目指し、1200年のあいだ、とぎすまされ、考え抜かれた結果が京都の桜です」と書かれていた。

 来年は「るるぶさん」と一緒に、そんな京都の桜見物と洒落てみるのも一興かなとも思う。

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生ゆば丼

2014年04月24日 | 野菜づくり

昔は2階で宴会もできた「おかべ」、美味しさ抜群の「生ゆば丼」を楽しんだ

 一昨日のランチは久しぶりに「おとうふのおかべ」の「生ゆば丼」を楽しんだ。過日、日曜日に行ったが定休日。一昨日はリベンジだ。いつも揚げ出し豆腐定食と二者択一で悩むが、結果いつも生ゆば丼となる。美味しさ抜群の上、500カロリー程度で、ダイエットにはもってこいの美容食。

 その日、少しだけスタッフの方のお話ししていて思い出したが、その昔、夜職場の歓送迎会などで利用させてもらっていたこともある。2階に、お座敷があり、宴会を引き受けていただいていた。それは、遠い昔。

 また、今は1階のスタンドだけとなっているが、以前は同じフロアーには、お座敷もあり、そこでお酒を楽しんだりもした。お店の仕様は変化しているが、お豆腐料理の美味しさは変わらない。

 店内には、美しいシャクヤクが生けられていた。そのシャクヤクよりも美しく輝くスタッフの方々のお写真をと思ったが、そこは遠慮してお花だけとした。季節は春、心地よい時間を過ごした。

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借りて読む

2014年04月23日 | 読書

今日から「こども読書週間」、子どもたちがたくさん本を読んで育って欲しい

 今日・4月23日から「こども読書週間」(~5月12日)が始まる。今年の「標語」は「いつもいっしょ、本といっしょ。」だ。日本の宝である子どもたちが、たくさん本を読んで育って欲しい。私は読書の有効性を信じる者の一人だ。

 私は子どもの頃日本を呼んだ記憶は穂と飛渡ない。テレビ「花子とアン」を見ていて、反省しきり。私が読んだのは漫画ばかり。そんな私だが、現役時代は退職したら楽しみにして読もうと、様々な本を購入してきた。

 我が書斎には相当な数の本が並んでいる。しかし今読むとなると、活字が小さくてとてもではないが読めない。そんなこともあり、今は新刊本を中心に、図書館で借りて読む暮らし。

 公民館経由で市立公民館から借り、もう一つのルートは県立図書館から借りている。昨日は、県立図書館に行くとともに、公民館の予約本が届いているとの連絡を受けており、公民館に受け取りにも行った。各々6冊借りた。借りた本の返却日に追われる日々。これってなんか変だよね。

 今、県立図書館にはシャガやハナミズキ一面に美しく咲いている。とても心地いい季節だ。子どもたちが戸外にしっかり遊ぶとともに、本もしっかり読んで欲しいと願う。小さいお子さんには、読み聞かせで。

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山越うどん

2014年04月23日 | 歌舞伎・演劇・バレー

「こんぴら歌舞伎」観劇ツアー、昼食は「山越うどん」で「かまたま」とした

 今回の「こんぴら歌舞伎」観劇ツアーの報告、私でありやはり簡単にでも食べたものを報告しておこう。まずは、昼食場所として綾歌郡の「山越うどん」。私は以前にも行ったことのある人気のうどん店で、相変わらず大変な列ができていた。

 それでも、お店のスタッフのみなさんの手早さで、スムースに列は流れる。そんなに待つこともなかった。幸いお天気にも恵まれて、たくさんの花々が咲く中庭で、おうどんをタノし語らいとともに楽しむことができた。

 私は「かまたまうどん」に、あげとちくわの天麩羅をトッピング。美味しかったことは言うまでもない。え、おうどんの写真がないって。写真を撮るより、食べるのが先。いつもの私だが、それが何か!

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落書部屋

2014年04月23日 | 歌舞伎・演劇・バレー

 

琴平では、老舗和菓子店「へんこつ屋」の「落書部屋」でぜんざいを楽しむ

 琴平に行くと、必ず立ち寄らせてもらうのが老舗和菓子店「へんこつ屋」。このお店の「へんこつ饅頭」はたまらなく美味しく、私のお気に入り。建物は、登録有形文化財に指定されている。

 そしてもう一つ、お気に入りは「その無二の風味を愉しみつつ当店の『落書部屋』で頂くぜんざい」。「こんぴら歌舞伎」行く際の、私のほっと一息の隠れ屋。お饅頭とお抹茶のセットが評判だが、私は「ぜんざい」派。どこまで行っても甘いもの好き。

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コーヒーブレイク

2014年04月23日 | 歌舞伎・演劇・バレー

 

琴平にしっかり馴染む資生堂パーラー「神椿」、今回もコーヒーブレイク

 琴平にもう馴染んでいるのが、資生堂パーラー「神椿」。本殿近くにあるため、金刀比羅宮名物の石の階段を相当に上っていく必要がある。それでも、大自然の深い木立の中にある「神椿」に身を置くと、ずいぶんと癒やされる。

 

 この「神椿」、オープンして間もない頃に行き、金刀比羅宮へお参りに行く時には、立ち寄っている。今年は、「こんぴら歌舞伎」見物の疲れを癒やすため、その「神椿」でコーヒーブレイクとした。そこで素敵なミニの似合う女性と出会った。結果、本宮まで一緒。ん、勿論別々に。それが何か!

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刺激を受けた

2014年04月22日 | 読書

戦争前の暮らしぶりや被爆直後の悲惨が克明に記録されている本に刺激された

 「京都原水爆被災者懇談会」初代会長である永原誠さん(立命館大学名誉教授)のご著書『ある一家の体験 消えた広島』を読む機会を得た。

 この本について、「この本は、戦争と原爆によって、平穏なる市民生活が一変した、広島の一家族の肖像です。無念なことに著者・永原誠先生は5月23日、完成を見ることなく永眠され、本書は遺作となってしまいました」(花垣ルミ(京都原水爆被災者懇談会世話人)「永原誠先生の体験記出版に寄せて」)。

 この本の中で、永原さんによって戦争前の市井の市民の暮らしぶりが書かれており、それだけでも貴重な記録の上に、戦争中そして被爆直後の悲惨が克明に書かれている。記録としても、とても貴重だ。

 この本を読んで、私の両親は生まれたばかりの私を連れて北朝鮮から引き揚げてくれた、その両親の引き揚げの経過を聞いてみたいと思うようになった。両親の生存中には、そのことを聞く勇気がなかった。しかし幸いにも、両親と一緒に引き揚げ来た叔母が生存している。近く勇気を出してみようと思っている。ホント、刺激を受けた。

 ところで、永原誠さんは「あとがき」で、次のように書いている。心したいし、その心を引き継ぎたいと思う。「これだけは読後、すべての読者の念頭に刻んでいただきたいと願っていることが一つある。それは広島(そして長崎)を頂点とする15年戦争の悲惨な滅びの体験があってこそ、その後の日本の在りようを律する二つの国是が生まれたということだ。その一つは日本はもう戦争はしないという国是(--日本国憲法第9条『日本国民は、………国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力による行使……永久にこれを放棄する』)、もう一つは核兵器は持たず、作らず、持ち込ませないという国是(国会が決めたいわゆる非核三原則)である」(「あとがき」より)。

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