もう何度か目となるが金刀比羅宮の本宮へ登った、友人の健康をお願いした
今年の「こんぴら歌舞伎」行では、少しだけ時間を割いて、金刀比羅宮本宮へお参りをした。本宮までは785段の石段を踏みしめながら登っていくと、さすがに汗が流れた。まだかすかに残って咲いている八重桜が、私に元気を暮くれる。
息を切らせながら、やっと広い本堂に登ることができた。その本宮には、もう30年以上も前の頃だろうか、桜の季節に友人と二人で登ったことがある。その時には、ベンチに腰掛けた高校生らしき二人連れ(女子)が、「もしかして、ふ・り・ん」と語り合っているのが聞こえてきた(もちろん、そんなことは断じてない。念のために記しておく)。今でも、その光景はくっきりと記憶している。
さて、今その友人は少しだけ体力が弱っていて、本宮まで上がるのは少々シンドイ状態。その友人がしっかりと元気を回復して、また二人で登ってこれるようにとお願いした。
ところで、金刀比羅宮の奥社まで登ると1368段、さすがにそれは我が体力では無理と判断し諦めた。桜の季節に、のんびりと金刀比羅宮の参拝をしたいと下山しながら思った。
「こんぴら歌舞伎」観劇ツアーに参加して、市川染五郎丈「女殺油地獄」を観た
琴平・金丸座で上演される「四国こんぴら歌舞伎大芝居」を初めて観たのは、第4回公演。友人と瀬戸大橋線のパノラマカーを予約して、観に行った記憶がある。その後、毎年何枚か応募のハガキを書き、抽選に当たるとチケットひき換えの長い列に並んだ記憶がある。その頃、「おかやま・歌舞伎・観る会」が誕生するなどは思いもしなかった。
その「四国こんぴら歌舞伎大歌舞伎」は、今年は第30回の記念公演。今年は「歌舞伎・観る会」の観劇ツアーで参加した。今回観劇したのは第二部、市川染五郎丈の「女殺油地獄」。大熱演、最後は客席におりての大サービスだ。
それにしても、近年は桟敷席で座ってみるのが、少しだけシンドクもなってきた。ホント、年齢を感じる。ところで、今年はいつもの「団扇」と「木製の通り札」がなくなっていた。木戸口で渡されるのは、履き物を入れるビニールだけ。少しだけ寂しかった。経費削減、それともスポンサーの関係、いろんなことを思った。
それにしてもこの「こんぴら歌舞伎大芝居」が、琴平町の名前を知らしめるとめに、大きな役割を果たしたことは間違いない。金丸座前では、「内子町・内子座での文楽公演」のフライヤーが、関係者の方で手配りされている。こうした熱意と努力こそが、多くのお客さんをお迎えする。私も11月の「備前おかやま大歌舞伎」公演の成功のために頑張らなければと思いを新たにした。
11月の岡山での公演にご出演いただく上村吉弥丈と中村壱太郎丈にご挨拶!
今年の「こんぴら歌舞伎大芝居」には、「おかやま・歌舞伎・観る会」が11月23日に主催して開催する「備前おかやま大歌舞伎」にご出演いただく、上村吉弥丈と中村壱太郎丈が舞台を務められておられる。
それ故、先の「徳島・システィーナ歌舞伎」に続いて、今回の公演でも幕間にご挨拶に伺わせていただいた。舞台直ぐ裏の楽屋では、話し声も舞台に聞こえそう。
ところで、今回の上村吉弥丈の楽屋は、あの尾上松也丈とご一緒。そう、元AKBの前田敦子と恋仲と噂のあるイケメン歌舞伎俳優。その松也丈のお父様の故尾上松助さんには、「歌舞伎・観る会」が主催して開催した「歌舞伎鑑賞教室」にご出演いただく等ご縁をいただいた。
さて、6月の博多座では、片岡愛之助丈を含めて、三人が勢揃いされる。是非とも、多くの方に観劇して欲しいものだ。そして、そうした方々が、「備前おかやま大歌舞伎」公演を楽しんで欲しいと願う。
作家の新刊本の発売が社会現象に!? 深夜の売り出しにいささかの違和感が
昨日の朝テレビを見ていたら、村上春樹の9年ぶりの短編集『おんなのいない男たち』(文藝春秋刊)が午前0時から売り出されたニュースが流された。純文学作家の新刊本が社会現象になるのは、同じ村上春樹の書き下ろしの新作『1Q84』(新潮社刊)が発売された2009年以来だ。にしも、深夜の販売開始のイベントには、いささかの違和感を感じないでもない。
村上春樹の作品は、デビュー作で群像新人文学賞の受賞作である『風の歌を聴け』(1979年、講談社刊)以来、その全ての小説は購入している。また、全作品なども我が書棚に揃っている。
そんな村上春樹の作品の中で、私のお気に入りは1987年に出版された『ノールウエイの森〈上〉〈下〉』(講談社刊)だ。映画化されたものも観たが、やはり小説が良かった。
ともあれ、そんな村上春樹の最新作であり、私も発売日の一昨日購入して、まずは昨日表題となっている、書き下ろしの「おんなのいない男たち」早速読んだ。書き出しの「かかってきた真夜中の電話」について4行を費やしている。まさに村上春樹の比喩が抜群の、村上春樹らしい小説世界に魅せられた。
富士フイルム「ASTALIFT WHITE」の新CMの松たか子、とてもステキだ
松たか子が広告キャラクターとして出演している、富士フイルム「ASTALIFT WHITE」の新CMが今月17日(木)よりオンエアされている。昨日に続いて、松たか子の話題で恐縮だ。
松たか子がキャラクターとして採用された富士フイルム「ASTALIFT WHITE」のCMの最初(昨年)の発表の際には、その篠山紀信撮影のポスター展が東京と大阪で開催され、見にも行った。
そして、何よりも、大変に嬉しいサプライズもいただいた。それは、昨年の4月18日のこと。心から感動し、感謝もしている。松たか子のポスターが、我が部屋でいつも美しく微笑んでいる。
今回は静かに動き出している。にしても、このCMに使われている松たか子の写真は何とも美しい。心から魅せられ、癒やされる。
桃太郎をより深く知っていただく機会として、「桃太郎展」の開催を期待する
「岡山と言えば桃太郎、桃太郎と言えば岡山」とよく言われるものの、桃太郎に様々な側面があることはあまり知られていない。日本三大昔話の一つである「桃太郎」だが、伝わっている桃太郎話はとてもたくさんありしかも多様だ。
以前も書いたが、来年開館10周年を迎えるデジタルミュージアム(現シティミュージアム)の、2005年の開館記念の特別展として開催したのは『桃太郎展』。10周年を機に、再度「桃太郎展」を開催してくれたら嬉しいのに、と思ったりもする。
そんなことを思ったのも、昨日「おかやま桃太郎の会」の立石憲利会長とご一緒に、シティミュージアムの新任館長さんにお目にかかったから。そしてその時に、開館記念展のこと等も話題に上ったから。
ともあれ、知られているようでまだまだ知られていない桃太郎を、より深く知っていただけると嬉しいのだが。そう言えば、来週の今日・26日(土)には、「桃太郎サミット高松大会」が開催される。参加したいのだが・・・。
「Let It Go(ありのままで)」の松たか子の透き通った歌声に魅了される
ディズニー最新作『アナと雪の女王』の勢いが止まらない。公開されたから1ヶ月以上も経つのに、東宝岡南では日本語吹き替え版は、ナント一日8回も上映されている(今日からの週)。スゴイ。興行収入は、現在で歴代7位とか。
映画とともに話題となっているのが、その主題歌「Let It Go(ありのままで)」。昨日の朝のテレビで見たが、「みんなで『Let It Go(ありのままで)』を歌う会」も開催されたとのことだ。参加者はコスプレもして、感動する、涙するとスゴイ盛り上がり。
その「Let It Go(ありのままで)」の日本語版を歌っているのは、我が松たか子。とても嬉しい。私も既に観に行ったが、再度観に行こうかと思ったりもする。松たか子の透き通った歌声を、大きなスクリーの映像とともにみたいという誘惑にかられている。
毎朝読む楽しみ、山陽新聞独占連載の川上健一さんの小説「とっぴっぐ」
山陽新聞に連載されている川上健一さんの小説「とっぴっぐ」を、毎朝楽しみに読んでいる。昨年9月24日に連載が開始され、今朝で202回を迎えた。川上健一さんは私が坪田譲治文学賞を担当した最初の受賞者。そして挿絵は、これまたご縁をいただいているイトチンの愛称で知られる童画家・中山忍さん。
それ故毎朝楽しみに新聞を開き、切り抜いてまとめても読んでいる。一昨日は200回の節目のお祝いとして、読書ルームは「ニニキネ(アワー)」で150回からまとめて読んだ。
小説は、主人公であるあかねさんが運営する、奉還町にあるカフェ「セワーネ」が舞台。後楽園、牛窓や鷲羽山などへ、主人公夫妻などが出没する。そして本町にある喫茶「ぴーぷる」、京橋町にある「天麩羅たかはし」等が実名で登場する。
さすが山陽新聞のみに連載されている新聞小説だ。その他、この人がモデルだと思わせる登場人物も活躍して、とても身近に感じて引き込まれる。大好評の内に、いよいよエンディングへ向かっている。
川上さんと中山さんには健康に留意していただき、引き続き頑張って欲しいと願う。果たして世界一美味しいピザは焼けるのか・・・、あゆみさんの健康は・・・。楽しみだ。
暖かさを通り越して暑いくらいの昨日、お野菜を植える土づくりに汗を流した
朝晩は冷えるが日中は何とも暖かい日が続いているが、昨日は暖かいを通り越して「暑い」くらい。まさに夏日寸前、気温は24度まで上がった。過日は、それまで楽しませてもらったナバナ、ブロッコリー、ホーレンソウを抜いた。
そして今日と日曜が雨という天気予報が出ていて、昨日はお野菜の苗を植えるための畝の土づくりに頑張った。汗が流れた。楽しみにしていた所用が流れたことが畑作業では幸いした。でも、少しだけ寂しさもある・・・。
このお野菜づくり、猫の額ほどの広さの畑であり、連作障害の心配があり、苗は接ぎ木のものを購入している。通常の苗よりも相当に高い。昨日はキューリ4本、なすび6本、そしてトマト6本の苗を購入して3千円を超えた。ホント、買った方が安い。悩ましい。この後、シシトウやピーマン、オオバやモロヘイヤも植えようと思っている。今年は枝豆にもチャレンジする予定。
にしても、葉物野菜と根野菜は種から育てているが、キューリなどは苗を購入している。これからは、苗作りを学ばなければ。そんな中で、我が家の牡丹を始め、たくさんの花々が美しく咲いて楽しませてくれている。素敵な季節だ。春真っ盛り。
人生の後半期、「誰かの介護を受ける」「誰かを介護する」ことが必要となる時代
「男性介護者の介護実態と家族介護者支援に関する臨床研究」などを研究テーマとされている津止正敏立命館大学産業社会学部教授の、「介護の現場から考える ~笑顔で長寿のまちづくりをすすめるために~」と題した講演を聞く機会を得た。社会福祉協議会の職員から研究者になられた方だそうで、お話しはとても具体的でわかりやすかった。
津止教授は講演の中で、超高齢化が進む中で、「65歳以上で一人暮らし」の方は450万人。人生の後半期の誰にでも訪れる問題であり、特別の人の問題ではなくなったと語られた。実感である。
様々なデータも駆使されながら、今到来している「大介護時代」について、とても詳しく分析して語っていただいた。その内容はとても新鮮で刺激的だった。参加して良かったと思える学習会だった。
そして、その講演の中で、「コンビニでバイトをした学生さんが、『割り箸が割れないので割ってくれ』『ペットボトルのフタが開けられないので開けてくれ』とお年寄りから言われて、最初は『なんとジコチュー(自己中心)、なんとワガママ』と思ったが、リアル「そうなんだ」と気がついた」』とのエピソードも紹介された。深くうなづいた。
我がパートナーも、もう既に同じ現象。私も危うい状態。我が家も「老老介護」へ一直線。それ故、津止教授の講演にグイグイ引き込まれた。