21世紀中年

昭和オヤジのときめき、ひらめき、感激、嘆きを思いのままに書き連ねます

全員辞表解散で出直せ!

2010-12-02 10:27:07 | 政治にモノ申す
 大連立なのか、政界再編なのか、いずれにしても事態は菅政権失脚に向かって動いている。

 民主党内ではもはや菅の求心力は無く(もともとユルユル)、前原を担ぐ仙石と、小沢を担ぐグループの二極化が浮き彫りになっており、菅の出番はない。再び頭を丸めてお遍路に行く時期がきたようだ。

 本来なら、解党的分裂もありえるところだが、そこは政権党、そうやすやすと手離さないだろう。野党の出方しだいで、潮目が変わるだけに、また自己保身最優先の議員らが強者になびいて一本化するのだろう。

 問題は、野党。小泉が大連立に応じるなと、ED党の代表与謝野の大連立発言に待ったをかけたが、果たして自民党が一気呵成に攻めに転じるとは考えにくい。政権交代の流れを作れなければ、頭数が欲しい分裂党になびき、あわよくば政権につこうとする根性なしが出てくる。

 コバンザメとしては一日に長がある公明の出方次第だが、与党の弱体化に乗じて、ここはふたたび政権のキャススティングボードを握ろうとするはずだ。やすやすと無策な野党自民と手を組むことは考えにくい。

 みんなは、本音は大連立だろう。しかし、存在感を示すとしたらもう一度早期解散で勢力拡大を図りたいところだ。民主と単独で手を組むことはありえないだけに、ガラガラポンの政界再編が理想だろう。

 いずれにしても、ここまで政局が混沌としてくると、国民はますます政治に嫌気がさしてくる。

 肝心の国会はろくな審議もできず、野次、問責、懲罰、挙句の果てに着信音だと、モラルと緊張感ゼロである。もう、全員で辞表を提出して、頭丸めて出直した方がいい。

 そうすりゃいやがうえにも解散総選挙しかないだろう。

 大連立だの再編だの、とにかくできの悪い議員は選挙で落として、出直さないと、いつまでたっても変わらない。

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする