21世紀中年

昭和オヤジのときめき、ひらめき、感激、嘆きを思いのままに書き連ねます

今や首相は総すカン!

2010-12-22 09:19:36 | 政治にモノ申す
 孤立無援の総理の次の一手は何か?今の状況はまさにそんなところだろう。

 たぶん周囲は菅の時代はもう長くないと、とっくに見限っている。岡田の態度を見れば一目瞭然だ。小沢をどうするか首相と無意味なキャッチボールをして、結局は、最後は菅が受け取るしかない状況をつくった。

 小沢との会談で感情的になったのも、先の読めないあせゆえのことだろう。菅としてみれば、小沢は悪者として自分の対角にいてくれればいいのだ。小沢にマスコミの攻撃が集中すれば、その分自分の支持は落ちない。そんな安易な読みが通じるほど政権運営は甘くない。小沢に関係なく、菅の力量が問われていることに今さらながら気付かされた。

 しかし、一度振り上げたこぶしは下せないといった状況だろう。そして、菅にとってのるかそるかの決断が迫られている。

 まったく馬鹿げた話ではないか。菅は一体どこを見て政治をやっているのか。ことごとく度量のない政治家だ。小沢問題など焦る必要はなく、首相として、ひとことこう言えばいいのだ。

 「今は国家存亡の危機。一人の政治家の金に関する疑惑で審議を止めている場合ではない。小沢さんは立派な政治家と信じている。裁判の前だろうが後だろうが、時期が来たらみずから政倫審に出席して国民に説明するはずだ。私はそう信じている。とにかく、今は一人の政治家の問題よりこの国を立て直すことが首相の責務であり、国会の最優先事項だ」


 でも、それができない。ちっさいのだ。自己保身の固まりなのだ。岡田や前原など、周りはすでに次のことしか考えていない。こいつらもちっさいのだ。とにかく、今の民主党の連中は、空気も先も読めないアホばかりだ。その点は自民党とまるで一緒だ。
コメント (2)
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