21世紀中年

昭和オヤジのときめき、ひらめき、感激、嘆きを思いのままに書き連ねます

小沢叩きより優先すべき課題があるだろう!

2010-12-01 11:21:51 | 政治にモノ申す
 政治資金報告をめぐって、またぞろマスコミの小沢叩きが始まった。小沢の肩を持つつもりはさらさらないが、時期が時期である。確かに新生党解党後に残った資金を小沢が管理して使うことは問題ありだが、それは法律違反ではなくあくまでも道義的な問題である。ゼネコンからの献金にしても同じだ。

 小沢に限らずほとんどの政治家は、資金調達や処理については、法の抜け道をかいくぐって処理しているという現実がある。つまり、小沢を叩くということは政治家全員が叩かれているといっても過言ではないのだ。

 つまり政治とカネの問題は、個人を追及して解決するものではなく、仕組みそのものを議論しない限り解決しないのだ。

 たしかに放置すべき問題ではないが、今、最優先に議論すべき問題ではない。優先すべきは、国内外の緊急課題である。北や中国との関係をどうするのか、日米同盟における有事の行動や基地をどうするのか、はたまた武器輸出はどうなるのか。国民生活においても経済、雇用、社会保障は喫緊の課題である。それが予算すら満足にまとめられないのだから、与党も野党もやっぱりどこか狂っている。

 小沢の国会招致など、はっきり言って、どうでもいい。目を覚ませ国会議員の先生方よ!

 今、言えるのは菅政権ではこの難局を絶対に乗り切れないということだ。


コメント
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