21世紀中年

昭和オヤジのときめき、ひらめき、感激、嘆きを思いのままに書き連ねます

プレミア音楽祭の泣き笑い

2012-09-09 19:49:19 | 雑記帳
 いま、テレ東のプレミア音楽祭を見ている。演歌の懐メロではなく、昭和オヤジの涙ちょちょ切れる青春ポップスとあって、ちょっとばかり期待したが、笑ってしまった。あまりにひどすぎる。

 しょっぱなの杏里、稲垣潤一はまだよかった。アレレとなったのは岡本真代(なんか字が違う気がする)が出てきてからだ。まるで声が出ていない。すっかり錆びついている。懐かしさをとっこして、なんだか仮にもあった自分の青春がすっかり色褪せ、情けなくなってきた。沢田知加子(字違うか)の「会いたい」なんて、本当はジーンと来るはずなのに、おばさんに歌われてもなんだかなである。まだまだ現役のはずの川島(名前度忘れ)の歌まですっかり懐メロのノリで、なんか可哀そうだった。

 夏川りみが出てきて「涙そうそう」を歌った時はほっとした。でも、ワンコーラスかよ、短すぎる。おっ、さすが岩崎宏美、歌が錆びてない。こうでなくちゃ、もう少し見ようかな。
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あわれ野田民主の末路

2012-09-09 11:00:01 | 政治にモノ申す
 年内解散総選挙に向けて、政界が動き出した。大阪維新も日本維新と仰々しく政党を旗揚げするそうだ。注目は唯一解散権を持つ首相の腹のうちだ。

 代表に再任すれば、首相のままだが、万が一、代表選で負けたら首相が代わる。

 仮に再任できても総選挙で負ける。あっという間に首相の座を明け渡すことになる。ここは来年の夏まで粘る手もないかなどと色気が出て当然だ。しかし、そうなると野党が黙っていない。国会運営は立ち行かなくなる。袋叩きにあって、最悪の状態で解散して憲政史上最悪の大敗という状況は目に見えている。悩みどころだろう。

 もし、野田首相に自己保身を捨て政権を守る気があるなら、代表選で新鋭に負け、新代表の下、挙党一致体制を演出し、一時風向きを変えるしかないだろう。新代表にもよるが、細野氏が逃げた今、清新なイメージを持つ顔となるとなかなかいないが、顔によっては少しは支持率回復も見込める。

 おそらく当初の野田首相の腹は、再任して、解散総選挙を敢行し、三党合意の下で自公民による大連立政権をおっ立てるつもりだったのではないか。しかし、その目は潰えた。谷垣総裁頼みの自民が思うように機能しなかった。

 流れは完全に自公維に向いてしまった。自民総裁選でもし、安倍氏が勝つとすると確実にできあがるだろう。維新もその腹積もりのようで、公明党候補が立つ選挙区には候補を立てない方針を明らかにしている。

 うがった見方をすれば、石原氏が谷垣氏と袂を分かったのも、自身の勝利というより谷垣つぶしのような気がする。石破氏、町村氏の出馬宣言も本音はどうかわからない。まあ、最終的に自民総裁選の顔ぶれがはっきりすればわかることだ。

 つまり、民主は完全に居場所を失ってしまったというわけだ。野田再任は白旗を上げたも同じ、かといって流れが変えられる顔がいないのだからどうしょうもない。結局、小沢潰しは完全に裏目に出た格好だ。民主党の議員が、政権にいかに責任を持っていなかったか、どれだけ読みが甘かったか、それがすべてだ。

 一縷の望みがあるとすれば、野田氏が首相の座にしがみつき、サンドバック状態になりながら、あせる自公維新がペナルティを犯すのを待つことだ。なんだかんだ言っても、維新は青く、野田氏が粘って、維新がじれてやる気がカラ回りすれば何が起こるかわからない。自民と喧嘩はいくらでも起こるだろう。勢いがそがれた時に解散という手もないわけではない。まあ、そのためにはよほどの役者と策士がいないとならないが、今の民主じゃ期待できそうもない。何より、政権にも政策にも輝きを失ってしまった。
 
 終わったな民主。元民主議員の秘書であり、元党員であり、一時真剣に政権交代に夢中になった私をあっと言わせる動きがあればうれしいのだが。

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