21世紀中年

昭和オヤジのときめき、ひらめき、感激、嘆きを思いのままに書き連ねます

最悪のプレミア音楽祭

2012-09-13 08:54:29 | 雑記帳
 以前、プレミア音楽祭について辛辣な感想を書いたが、もう少し視聴者としての本音を書いておこう。

 プロの歌い手なら、過去にどんなに素晴らしい楽曲を残したとしても満足に声が出ないなら決して人前で歌うべきではない。せっかくの歌が輝きを失うばかりか、、聞き手の曲への思い入れや思い出までがすっかり色褪せてしまうからだ。こんな失礼なことはない。プロ意識が欠片でも残っているなら、仕事を断れといいたい。

 岡本真代や沢田知加子の歌いっぷりには、聞いていてがっかりしたし、声が出ていないにもかかわらず客に合の手まで求める姿に不快感しか残らなかった。自分で気づいていないのかしらと本気で心配になった。まさか、それはないだろう。ただプロ意識が欠けているだけだろう。もちろん、ひどい歌手はほかにもたくさん出ていた。もちろん、しっかり磨きをかけた歌を聞かせてくれた真のプロもいたが残念ながら少なかった。

 プロであることを忘れた歌い手は、自分の歌だけではなく、聞き手の思い出まで台無しにすることにも気づいていないし、共演するまともな歌手の歌までしらけさせていることなど考えもしないだろう。制作側もきちんとリサーチして出演交渉するくらいの配慮が必要だ。どうしても楽曲を紹介したいなら、現役の歌手が歌えばいいことだ。何も歌えない本人を無理に引っ張ってくる必要はない。

 結局、私は見るに耐えられず途中で見るのを辞めた。最低の歌番組だった。
コメント
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