21世紀中年

昭和オヤジのときめき、ひらめき、感激、嘆きを思いのままに書き連ねます

大穴はイスラボニータ産駒2頭

2021-12-17 19:24:30 | ヨレヨレ競馬ライフ

 さて、朝日杯。セリフォス、ジオグリフの無敗の2頭が勝利に近い位置にいるといえそうだが、デビューからマイル戦で3連勝のセリフォスが一歩リードか。しかし、2歳馬だけに絶対とは言い難い。

 キャリア2戦はいずれも芝の1800mというジオグリフだが、力を出し切れば十分に勝つチャンスはある。

 そう言ってしまうとほかの無敗馬だって、条件は同じだろうと言われそうだが、なんといっても2頭は重賞勝ち馬であり、しかもセリフォスにいたっては3勝のうち2勝が重賞なのである。あえて、死角をあげるとすればジョッキーがテン乗りといったあたりだが、Cデムーロは凱旋門ジョッキーというだけでなく、アユサンで桜花賞を勝っており、コースの不安はまったくない。いよいよもって、勝利のパーセンテージは上がってくる。

 ただ、ジオグリフも鞍上はルメール、大活躍の新種牡馬ドレフォン産駒、去年は札幌2歳Sを勝ったソダシがジュベを勝っているだけに、同馬も勝つ背景はそろっている。

 元来荒れないレースだけに、この2頭の首位争いと決めた方が、馬券も絞りやすそうだ。

 よって、楽しみは勝ちには届かないが、2、3着ならありそうなウマたちの選択だ。

 1番手はドーブネ。無敗の最後のディープ産駒、しかも5億円、オーナーはウマ娘の藤田晋、話題には事欠かない。

  唯一の牝馬スプリットザシーも楽しみな1頭だ。デビュー戦を勝って、いきないり牡馬相手のGⅠはたしかにハードルは高いが、前走は同じ舞台で時計も良かった。ディープ産駒だけに侮れない。

 大穴があくとしたら、イスラボニータ産駒の2頭だ。

 Mデムーロのプルパレイは、デイリー杯で逃げて、セフォリスに差されはしたが3着に粘った。これまでは逃げる競馬だったが、行きたい馬が多いだけに、ミルコがどうするか。行くしかないオタルエバーをマークしながら折り合うようなら最後のひと押しが効きそうだ。桜花賞の再現も。

 トゥードジポンも不気味な存在だ。前走、逃げて勝ったことで吹っ切れた感があ。中京のデビュー戦は勝ち馬セリフォスから、コンマ3遅れの3着。2戦目は阪神の1400m戦で思わぬ大敗。デビュー戦もそうだったが、道中、馬がぎこちなく、競馬に戸惑っていた印象があったが、前走は逃げ切ったことで馬がやっと競走馬として覚醒した。一皮むけた今回は怖い。

 

 

 

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