昨日のBiSH解散の報せは、さすがにショックだった。念願の紅白出場まで決めて、さあこれからだって時に解散宣言なんて、なんてこったと正直、愕然として、言葉もなかった。
でも、一日たってやっと冷静になれた。今は彼女たちに心からありがとうと言いたい。
還暦過ぎて、まさかこんなにも熱くなれたなんて、信じられない。たった一人、一組のアーチストに夢中になったのは、青春時代のユーミン、サザン以来だった。もちろん、アイドルも夢中になった。キャンディーズは永遠のアイドルだいし、AKBのヘビロテは琴線にふれた。乃木坂にも癒された。でも、それは音楽ではなく、所詮は死に際の走馬灯に似たノスタルジーたった。
でも、BiSHは全然違った。最初から、アイドルとして見ていなかった。心から歌を聞きたいと思ったし、パフォーマンスをみたいと思った。夢中になった。若いころ、ひたすらジャズやロックを聴きあさった感覚と同じだった。
還暦過ぎたジジイの魂が揺さぶられた。枯れた心に刺さった。一瞬で老若男女の心をとらえるアーチストなんて、そうそういるものではない
来年、彼女たちは全力で音楽シーンを駆け抜けることだろう。ならば、全力で応援しよう。
ありがとうBiSH、6人の感性豊かな乙女たち!