21世紀中年

昭和オヤジのときめき、ひらめき、感激、嘆きを思いのままに書き連ねます

今年の菊は遺伝子勝負

2022-10-21 20:00:30 | ヨレヨレ競馬ライフ

 皐月賞馬もダービー馬もいない、いわば主役がいない今年の菊花賞。これはこれで、面白い。たぶん、血統派にはたまらない一戦のはずだ。

 実績では皐月賞5着、ダービー3着と掲示板を外していないアスクビクターモアが断然といえるが、セントライト記念で1勝クラスを勝ったばかりのガイアフォースに先着を許したことで、結局は脇役どまりだった。

 全員が未知の距離に挑むレースで、さしたる実績もない馬が競うい合うとなれば、もう遺伝子にすがるしかない。

 そこで菊に強いロベルト系、サンデー系の長距離担当ダンスインザダーク系、そしてクラシック3冠馬の遺伝子に注目するわけだが、3冠馬の遺伝子は割引が必要だ。ディープインパクト、オルフェーブルは長距離適性遺伝子というより、ポテンシャルの違いで距離の壁を乗り越えたわけで、ディープの子、コントレイルの菊がそれを物語っている。

 そんなわけで、父、母父、祖母父、祖母母に菊の遺伝子が宿る馬に注目したい。

 ロベルト系は父方の遺伝子を持つボルドグフーシュ(父スリーンヒーロー)、ヤマニンゼスト(父シンボリクリスエス)、母方に遺伝子を持つ、シホノスペランツァ(母父シンボリクリスエス)、マイネルトルファン(祖母父ブライアンズタイム)。

 ダンスインザダーク系はガイアフォース(祖母父)、ドゥラドーレス(祖母父)。

 三冠遺伝子では、アスクビクターモア(父ディープインパクト)、プラダリア(ディープインパクト)、ジャスティンパレス(ディープインパクト)、マイネルトルファン(父オルフェーブル)。

 菊遺伝子はガイアフォース(父キタサンブラック)、ヴェローナシチー(父エピファネイア)、セイウンハーデス(母父マンハッタンカフェ)。

 だいたいこんなところだが、注目すべきは遺伝子のパワーだ。ガイアフォースは父が菊花賞馬、祖母父にダンスインザダークが入っており、いかにも爆発力がありそうだ。ドゥラドーレスも強烈で、父は今年のクラシックを席巻するドゥラメンテ、祖母父ダンスインザダーク、祖母母がディープインパクトの母ウインドインハーヘアとそこはかとなく潜在的な力を感じさせる。

 当然、実績、近走のデキを加味するわけだが、ロベルト系とダンスインザダーク系の6頭は文句なく買う。さらに三冠遺伝子からアスクビクターとジャスティンパレスも買う。

 あとは8頭をどう組み合わせるか。人気は1番人気でも4倍を切ることはないだろうから、高配当必至の3連単、3連複を広めに買うつもり。

 

コメント
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