21世紀中年

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ナミュールが悲願のGⅠへ!5番人気おいしすぎる!!

2023-11-18 18:19:57 | ヨレヨレ競馬ライフ

 ナミュールはGⅠを勝つ力があると信じて、デビュー以来、ずっと買い続けてきた。4歳牝馬にとって今がピークと考えたなら、GⅠ獲りのチャンスはココしかない。だからこそ、陣営はムーアを確保した。それがどうだ、目下、5番人気、おいしすぎて眩暈がする。

 そりゃあ、連覇のかかったセリフォスには川田、秋GⅠ絶好調のルメが乗るシュネルマイスター、今日も重賞を勝ったモレイラのソウルラッシュ、毎日王冠でソングラインを破ったエルトンバローズ、確かに人気になる要件を備えてはいる。

 だが、まて、3歳クラシックで注目を集めた馬はナミュールだけではないか。シュネルもセリフォスも3冠路線には乗らず、マイル路線でしのぎを削った馬であり、そもそも古馬のマイルGⅠは代々マイルの専門家が勝ってきたレース、裏を返せばクラシック3冠路線で戦った馬はそうそう出てこない。しかし、マイチャンに限っては、3冠路線で活躍したウマが出てきた時は好走するのである。

 セリフォスが勝った去年は2着が皐月賞15着のダノンザキッド、3着は桜花賞1着、オークス8着、秋華賞10着のソダシだった。ダノンザキッドに関しては、一昨年のマイチャンでも3着と好走している。

 何より、20年、21年と連覇したグランアレギリアは桜花賞の勝ち馬である。もっとさかのぼっても、3歳クラシックの勝ち馬のみならず出走馬が何頭もマイチャンの勝ち馬になっている。ニホンピロウィナーが第1回、第2回を連覇して以来、ニッポーテイオー、タカラスチール、サッカーボーイ、ジェニュイン、ダイワメジャー、ゼンノエルシド、サダムパテック、トーセンラー、ペルシアンナイト、スレルヴィオといった具合なのである。

 もちろん、オグリキャップやタイキシャトルのように3歳クラシックに縁のなかった猛者もいるが、3歳クラシック経験馬が強いのは、39回の歴史が物語っており、それは今も続いているのだ。

 そう思った時、40回目となる今年、もっとも力のある3歳クラシック経験馬は誰なのかというと、ナミュールなのである。桜花賞10着、オークス3着、秋華賞2着は、歴代のマイチャン勝ち馬に引けを取らない実績であるばかりか、前走、舞台は違えど富士Sを強い勝ち方をした点が大きい。メンバーを疑問視する声もあるが、時計も優秀で、まさにGⅠ奪取に弾みがつく勝利だった。

 相手は確かにマイルGⅠのトップクラスではあるが、ナミュールが戦ってきた相手を思えば、ポテンシャルはまったく見劣らない。その証拠が前走の強い勝ち方というわけだ。

 ここはナミュールの本来の力を信じる。桜花賞大外枠に泣いた無念を淀で見事に晴らす。

 相手は当然、シュネル、セリフォスの2強、そして2度目のマイルでさらなる前進が期待できるソーヴァリアント、善戦マンのレッドモンレーヴ、そして大穴としてクラシック経験馬、ダノンザキッド、マテンロウオリオン、バスラットレオン、イルシヴパンサーも買う。エリザベスは上り馬の格下扱いが裏目に出たが、今回もエルトンバローズは一応3連馬券のヒモまで。

 もし、エルトンがあっさり勝つようなら、文句なく、タイキシャトルの再来といえるだろう。しかし、今回はナミュールを熱烈応援したい。

 

 

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