21世紀中年

昭和オヤジのときめき、ひらめき、感激、嘆きを思いのままに書き連ねます

狂ったマスコミの組閣人事のバカ騒ぎ

2010-09-18 09:07:53 | 政治にモノ申す
 この期に及んで脱小沢だの何だのと大騒ぎする大マスコミの感覚にはあいた口が塞がらない。国民感覚とかけ離れているのはいったいどっちだと言いたい。

 おそらく国民の多くは挙党一致はお題目で、勝てば官軍、勝った者がやりやすい人事をするのは世の常であることを知っている。小沢Gといわれる輩が大臣にならなかったのは、半ば当然であり、今さらなんとも思っていない。

 それをことさら党内に派閥抗争が起きるがごとく書きたてる大新聞の感覚がおかしいのだ。

 また、嘆かわしいのは、そうした大マスコミに炊きつけられて小沢Gのアホな議員が同調するような発言をしていることだ。

 そんなんの会社でも役所でも組織人事の常識だろう。政治だって同じはずだ。大事なのは挙党一致というお題目を大袈裟に唱えることではなく、粛々とそれぞれの立場で政治に励むことだろう。

 選挙は選挙、国会は国会である。小沢が早晩やってくるだろう菅の失脚の時を待つのはかってだが、今から与太を飛ばす必要はない。それより大事なのは、小沢の主張を少しでも菅政権に汲み取らせる努力ではないのか。幸い総務大臣は改革派の片山元鳥取県知事になったのだから、小沢が強調した交付税の一括支給など、積極的に協力するぐらいのことを言うべきではないか。野党ではないのだ。れっきとした与党なのだ。責任があるのだ。選挙に負けたら何も残らないのは野党の言うセリフで、与党は党内選挙に負けても政策実行は可能なのだ。

 とにかくバカ騒ぎする大マスコミに踊らされる恥ずかしいことだけは勘弁願いたい。
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期待感ゼロ組閣

2010-09-17 12:03:34 | 政治にモノ申す
 組閣の真っ最中のようだが、次々と決まる顔ぶれをみる度に、落胆する。民主党の人材不足を印象付けんばかりのやっつけ人事に、やっぱ菅ではあかんという思いを強くした。

 挙党態勢などお題目は立派でも、それを実行するだけの人間力が菅にはまったく感じられない。はなっから帳尻あわせみたいなスタンスでことに臨むから、小沢系にはことごとくソデにされ、結局は挙党態勢どころか、勝手にやれば人事になってしまうのだ。

 本気で挙党態勢で臨むというなら、あの役員人事はない。小沢に気を使うとかかっこだけで体裁を整えようとする意思がみえみえでは、挙党態勢など絵に描いた餅で、言葉を実行できないことがどんなにマイナスかが菅にはまったくわかっていない。きれいごとなど最初からいわずに、勝ったら自分の政策を実行するために最良の人事をやるといったほうがよほど潔い。残念ながら菅にはそれができない。つねに回りのごきげんをうかがい、最後は平気で裏切る。市川房枝師匠が菅を信用しなかったのもそういった人間力の無さだろう。

 3月がヤマか・・・
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菅勝利の立役者は偏向報道と御用聞き議員

2010-09-16 11:48:04 | 政治にモノ申す
 それにしてもマスコミの報道姿勢は目に余る。民主党代表選報道で、世論の衣を借り、露骨に小沢排除に徹したやり口には久々にペンの暴力を意識した。

 もとから日本のマスコミの公正、公平などは単なるお題目で、スタイルは客観だが実際は主観であり、公正という原則論は単なる責任逃れのフシがあったが、今回は目に余った。

 世論調査の数字を掲げ、小沢排除こそ国民の声と堂々と小沢叩きをし、菅の勝利報道でもポイントで大差がついたことをいいことに圧勝と評し、世論調査の数字を正当化してはばからない。

 世論の感覚にもっとも近いという党員サポーター票の差は6:4であり、決して大差ではなかった。選挙区の勝者がポイント総取りするため、大差となっただけである。つまり、実際は地方議員票とほぼ同じ差なのだ。

 だから、メディアの世論調査の8:2という数字はきわめて怪しく、そんな数字がどうしてできたのか。一部週刊誌が報じる、小沢排除ありきの露骨な偏向質問による作られた数字というのは説得力がある。

 残念なのは、そうしたマスコミの策略に、民主党の議員の多くが翻弄され、当初、議員票では小沢優位の流れが覆ってしまったことだ。

 1年生議員などは、菅留任なら総選挙はないが、小沢になれば即選挙とたきつけられ、落選怖さで自己保身に走ったのだろう。

 だいたい、国民に選ばれた議員が民意を履き違え、自分の判断ではなく世論の声を参考にするなどと臆面も無く言うこと自体が恥ずかしい。議員は御用聞きではない。何より御用聞きは、利益誘導への第一歩だ。新人議員は、お願いを聞くのではなくお願いするのが仕事といってもいい。ただし、それはカネをくれではなく政策を理解してくれという意味だ。
 
 もとから小沢と一線を画してきた連中は別として、明らかに小沢系といわれなが、この選挙で菅に寝返った一年生議員ははっきり言ってまったく信用できないということだ。一年生だけじゃなく、中立を通した旧民社系の連中も同じことが言える。

 今回、小沢が負けたことそれ自体は結果なので受け止めるしかないが、敗因を考えると、この先の政治が思いやられる。

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石原発言の意図を民主議員は分かっているのか!

2010-09-13 10:06:59 | 政治にモノ申す
 石原幹事長の「菅政権なら抱きつかれてもいい」という発言を民主党の議員はどのように受け止めたのだろう。

 「ふざけるな」か、それとも「ねじれ解消につながる」と喜んだか。

 もし後者ならとんだお人よしである。

 石原幹事長が、なぜあのような発言をしたのか、よーく考えてもらいたい。自民党が考えていることは、次期総選挙で政権を奪回するその一点しかない。つまり、どちらが相手なら、次に勝てるのかである。野党の立場で命がけで政策を通すことなど考えているわけがない。それはついこの間まで野党だった民主党が一番わかっているだろう。ようは菅が相手なら、一気呵成に攻められるというだけの話だ。

 小沢は手ごわい。下手をすれば自民党が切り崩される。その点、菅なら攻めたり引いたり自由自在、今回恩を着せておけば、向こうからにじり寄ってくる。そうなれば、金玉を握ったも同然、いざ、戦いになれば、民主党は結局自民党の協力なしで政権運営はできないと烙印を押して、国民に徹底的に政権担当能力の無さを訴える。

 そんなこともわからずに、民主党の議員が国会運営を考えて菅に投票するなら、もう民主党に未来はない。

 石原発言で菅になびく議員も出てくるという意見もあるようだが、永田町の政治力学がよく分かっていない一回生議員なら十分考えられる。

 民主党もなめられたものである。

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党員・サポーター菅優位報道の信ぴょう性に?

2010-09-12 09:31:52 | 政治にモノ申す
 民主党代表選のマスコミの菅優位報道は相変わらずだが、一つ疑問なのは、地方議員票はともかく、党員サポーター票の優位報道は何を根拠にはじき出しているのかはなはだ疑問である。

 党から名簿を流出しない限り、特定は不可能なはずなのに、なぜかあたかもアンケートをとったかのごとく報道している。まさか、無作為に10万人に電話して、党員かサポーターかを確認して、アンケートをとるなどとやっているとは考えられないだけに、いったいどこで判断しているのかまったくわからない。

 たんなる世論調査に基づく数字にすぎないのではないかと疑いたくなる。なぜなら、少なくても演説会の状況から判断すれば、菅圧勝みたいな数字になるはずがない。
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