難民問題へのアプローチ:2
前回見て来ましたように、今のような大規模の難民・移民問題は、難民・移民を発生させている国と受け入れを求められている国の、国レベルの対応に任されているのが実態で、UNHCRの手には負えないような異常な拡大を見ていると考えられます。
このような状態を当事国同士の対応に任せておくというのは、地球人類のガバナンスの欠如と考えられるほど地球は狭くなっています。
家庭内暴力や育児放棄に行政が対応するように、あるべき姿としては国連が国レベルより一段上の立場から問題解決にしっかり役立つことが出来るような工夫が必要でしょう。
問題の根源は難民・移民を発生させる国、家庭を破壊させる家族の行動にあるわけで、先ず家族のあり方を正す事から始めるのが大切でしょう。後処理ではなく、問題の原因にアプローチし、そこを正す事が解決の基本です。
今の国連には、その機能も能力もないと言っていいのではないでしょうか。国連が、地球人類社会のガバナンスを維持するという目的をもって作られたものであるならば、何時かは、地球人類社会全体の行政機関としての役割を、どこまでもつことが、地球人類社会の安定に最も貢献する組織たりうるのか、をきちんと検討していく必要があるのでしょう。
内戦が有ったり迫害があったり、暴力や不法行為が日常のような国がるから難民・移民が発生するのでしょう。
国が平穏であれば、人間は本能的に生まれ故郷、生まれた国に愛着を持ち、そこに住み続けたいと思うのが普通(例外もあるでしょうが)です。
そうしたガバナンス欠如の国を放置しておくことが問題の根っこにあるのでしょう。
更にそれどころではなく、国連常任理事国の中にすら、内戦があれば、その一方に加担し、武器を供給して内戦を激化させるといった行為が行われているのが現実です。
国連を世界の平和、人類社会の混乱をなくすために生かそうという意識が、本来、常任理事国に必須の条件であり、資格でしょう。
内戦があれば、双方の和解を仲介し、国民の安定した生活のためにに心を砕き、力を尽くすのが国連の役割のはずです。
国連の心臓部をこんな有様にしたままで、難民・移民問題を解決しようとしても、それは結果への対応だけで、原因に遡った真の解決にほど遠いことを、今更思い知らされているのが今日の状態です。
今、地球人類、国連に加盟する国々は何をすべきなのでしょうか。
前回見て来ましたように、今のような大規模の難民・移民問題は、難民・移民を発生させている国と受け入れを求められている国の、国レベルの対応に任されているのが実態で、UNHCRの手には負えないような異常な拡大を見ていると考えられます。
このような状態を当事国同士の対応に任せておくというのは、地球人類のガバナンスの欠如と考えられるほど地球は狭くなっています。
家庭内暴力や育児放棄に行政が対応するように、あるべき姿としては国連が国レベルより一段上の立場から問題解決にしっかり役立つことが出来るような工夫が必要でしょう。
問題の根源は難民・移民を発生させる国、家庭を破壊させる家族の行動にあるわけで、先ず家族のあり方を正す事から始めるのが大切でしょう。後処理ではなく、問題の原因にアプローチし、そこを正す事が解決の基本です。
今の国連には、その機能も能力もないと言っていいのではないでしょうか。国連が、地球人類社会のガバナンスを維持するという目的をもって作られたものであるならば、何時かは、地球人類社会全体の行政機関としての役割を、どこまでもつことが、地球人類社会の安定に最も貢献する組織たりうるのか、をきちんと検討していく必要があるのでしょう。
内戦が有ったり迫害があったり、暴力や不法行為が日常のような国がるから難民・移民が発生するのでしょう。
国が平穏であれば、人間は本能的に生まれ故郷、生まれた国に愛着を持ち、そこに住み続けたいと思うのが普通(例外もあるでしょうが)です。
そうしたガバナンス欠如の国を放置しておくことが問題の根っこにあるのでしょう。
更にそれどころではなく、国連常任理事国の中にすら、内戦があれば、その一方に加担し、武器を供給して内戦を激化させるといった行為が行われているのが現実です。
国連を世界の平和、人類社会の混乱をなくすために生かそうという意識が、本来、常任理事国に必須の条件であり、資格でしょう。
内戦があれば、双方の和解を仲介し、国民の安定した生活のためにに心を砕き、力を尽くすのが国連の役割のはずです。
国連の心臓部をこんな有様にしたままで、難民・移民問題を解決しようとしても、それは結果への対応だけで、原因に遡った真の解決にほど遠いことを、今更思い知らされているのが今日の状態です。
今、地球人類、国連に加盟する国々は何をすべきなのでしょうか。