tnlabo’s blog   「付加価値」概念を基本に経済、経営、労働、環境等についての論評

人間が住む地球環境を、より豊かでより快適なものにするために付加価値をどう創りどう使うか。

コロナ、新規感染急増、第8波の防御態勢は

2022年11月09日 16時55分16秒 | 政治
一昨日7日の月曜日に市役所の集団接種場に行き、コロナ・オミクロン株のD4,5に効果があるといいう5回目のワクチンの接種を受けてきました。
先日のインフル・ワクチンも今回のコロナ・ワクチンも、確り政府が用意してくれているという事は、評価すべきと思います。

接種までの期間が3カ月に短縮されたことも、早く打てて良かったというところです。
というのも年末を控え、何かと、会合などに出る機会が出て来るので、早く打てたらいいなと思っていたからです。

それにしても、昨日のニュースでは東京の新規感染者が急増8000人を超えました。日本全国では、大体東京の10倍ぐらいというのが今までの経験ですから、こんな形で急増したら、東京の1万越え、日本全体では10万人越えが簡単に来てしましそうな悪い予感がしています。

既に欧米でもD5の感染が急増といった情報もありますが、日本は第7波が山を越え、だんだん終息で、D5は避けられるのかなどと思っていた楽観的予想は簡単に打ち砕かれた感じです。

政府は、専門家のD5とインフルエンザの同時流行の危険という警告を聞きながらも、経済活動の活発化の要請には勝てず、規制の緩和を本活的にし始めた矢先です。

マスクも屋外ではしなくても良いというのは、大変有難いことで、私も蟄居で弱った足の鍛錬に散歩に出ますが、マスクをしているのと、していないのでは、酸素の供給は段違いのようで、外せば元気の出方が違います。

規制を緩和してくれるのは有難いことですが、コロナは対人接触で感染するものですから、人の集まる機会が増えれば増えるほど、新規感染者の増加は当然の結果という事になるのでしょう。

政府の考えるのは、国として、このジレンマをどう解決するかでしょう。諸外国に比べて、マスクなどの規制をかなり厳密にしてきたから、感染者が減ったのでしょう。
緩めれば感染者が増えるのは、当然予測されるところですが、そこは、個人個人が、この問題にどう対応するかによるので、自衛手段を宜しくという事になります。

勿論、個人々々としても、マスクなどの防御態勢を緩めるか、対人接触の機会を増やすか、自己防衛の徹底を続けるかは、国の政策選択と全く同じ問題ですから、自分自身の感染の確率をどこまで下げるかを真剣に考えなければなりません。

今の状態は、国が緩めるというのだから、私個人としても、それに沿って緩めても良いのではないかと考える私の様な人が一般的だという事の結果かもしれません。

しかし、何か状況は容易でないような予感がしてきているのではないでしょうか。
政府が緩めるというのは、政府が経済社会活動の活発化のために規制を緩めても、国民はそれぞれがよく考え、それぞれに努力して、感染の可能性をなるべく低くするような努力を期待するという事だと理解するしかなさそうです。

自分の身を守るのは、もともと自分のためですから、自分でするしかないのです。
そしてそれが上手く出来れば、日本人は、日本の社会は、確りしているという事になるのでしょう。

つまりは、国民がみんなで、第8波が、余り酷くならず、早期にコロナ終息の日を迎えられるように頑張るよりないという事でしょう。