東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

白露の候

2017年09月03日 06時40分05秒 | 通常練習
こんにちは。
二十四節気だと、今は白露に相当するようです。一月、二月……の呼び方は味気なくて、睦月、如月……のほうが時とともに変化する生活、気質を表しているようで好きです。
さらに言うと二十四節気はもっと好きです。一月末の大寒の名前の雑さとか、よっぽど寒く感じたのが伝わってくるような気がして。


お久しぶりです。四年の山本です。こないだ院試があって、第一希望の研究室に無事内定しました。運が良かった、とだけ言っておきます


台風が来て急遽2日半のオフが生じ、ここからその反動となる週7練が始まります。
大変そうだなあと思う反面、来週は全女だったり再来週は予選だったりで、これが四年間最後の秋葉山の週6練になるのかと思うと感慨深いものがあります。


今年の春から感慨深くなりがちなことについて

ヨット部入って色々な出来事や様々な環境の変化、自身の心構えの変遷などがあったのも事実です。
しかし、感慨深くなることそれ自体に関しては刻々と迫る秋インへのプレッシャーから目を背けるための防衛機制のようなものなのかな、と思っています。

これが良いとか悪いとかではなく、秋インへの意識の持って行き方や姿勢についてなんとなく思うことなのですが

去年の今頃は秋インを常に意識して最高の結果を出すべく全力を尽くす、ことが尊いと思っていました。
対して最近は、一つ一つステップアップする姿勢を持ちながらも冷静に、穏やかな心で秋インを迎えられるような精神やチームの運び方を第一に考えることが大切とも感じます。

チーム全体として、プレッシャーから目を逸らす、いうよりも、その緊張感を逆に楽しめるような姿勢に持って行けるようにしたいなと思ってます。
精神的な要素としては、普段の生活やミーティングでの、四年生の姿勢の一挙手一投足が最後の秋のチームを作ります。
予選までの最後の約2週間の時期、不安要素を煽るよりは今までの成果や努力を再確認して、自分も含めチーム全体として自信を持っていけるような心作り、姿勢作りをして行きたいと思います。


例年この時期は当人の意識とは裏腹にいつのまにかマンネリ化している時期で、今一度自分たちの目標と自分たちの立ち位置を確認し、落ち着いて進んで行きたいなと思います。


何はともあれ1番大事なことは楽しくやることなのかな、とも思います。
メリハリをつけることは本当に難しく、秋インを目前として例年ムードが険しくなる季節、加えて着々と溜まる疲労が前提としてある中で
人と人との距離が近く、権利と権利、境界同士の重なりが常に起こる合宿生活でこそ、楽しく生活する、オンとオフをハッキリさせることは価値があると思います。



また徒然なるままに筆を進めてしまいました。
何はともあれ、頑張ります。


では、また



東京大学運動会ヨット部 四年 山本圭祐

最新の画像もっと見る

コメントを投稿