同期の文豪、早苗から指名をいただきました。2年生470クルーの工藤光生です。
近況を少しだけ。2年のSセメスターという「人生の夏休み」と呼ばれる期間がコロナ自粛と被ってしまった不幸な僕は日々怠惰な生活を送っておりました。そんなある日、いつものようにお菓子片手に寝転びながらNews Everyを見ていると、なんと近所のプールが映っているではありませんか。高校時代まで競泳にのめり込んでいた僕は、5分で家を飛び出し泳ぎにいきました。その気持ちよさと言ったら、まるで水を得た魚のよう(使い方間違ってんのよ。)で本当に素晴らしかった。
そんな本題に関係してなくはなくはない前置きはこれくらいにして、早苗からいただいたテーマは「ヨットと勉学、文武両道の秘訣」です。テーマから、煽りレースというこのリレーブログの裏コンセプトに忠実に則ってますね。早苗にどんな仕返しをしてやろうか考えるだけでワクワクしてきます。
文武両道ってよく聞きますけど、その本質は「練習の合間に勉強するのが上手い人」だと思います。基本的にスポーツの練習というのは、コーチがいて練習場所があって、、、という風に時間も場所も決まってます。そんな厳しい練習の合間であっても、集中して勉強できる人が文武両道を叶えているのです。
有名なスポーツ選手では、イェール大学に在学しながらフィギュアスケート世界選手権2連覇中のネイサン・チェン選手がいます。スポーツと勉学の両方で世界のトップをひた走る彼は、1分1秒を削り出すためキャンパス内をモーター付スケートボードで移動しているそうです。(コナンくんかよ。)
時間の使い方がうまいと言えば、僕の同期の青木大吾くんを忘れてはいけません。彼は、自主練後であっても数学の問題集を開き、消灯後も夜中遅くまでイタリア語の勉強をしています。そんな涙ぐましい努力を続ける彼の成績は、みなさんの想像に難く無いでしょう。(下の写真は、勉強中に力尽きて朝を迎えてしまった大吾くんの写真です。)
そんな偉大な方々と違って、僕は決して時間の使い方がうまくありません。そもそも、決まった場所でないと勉強できません。受験期であっても自分の家で机に向かったことはほとんどありませんでした。試験勉強は一夜漬けが多く範囲全てが頭に入っていることは稀です。そんな僕が大学でまあまあの成績を残すためには、試験で120%の実力を出すしかありませんでした。
なぜ僕が火事場の馬鹿力を常に発揮できるのか。その秘訣は、ルーティンにあります。
長らく競泳をやっていた僕にはレース前のルーティンがありました。それを改良して、受験期を乗り切りました。そして大学の試験でもそのルーティンを使っています。
以下がルーティンの詳細です。
①3分前:左胸→右胸の順に胸を2回ずつ叩く。
②3分前〜2分前:胸を張りながら腰の前で指回し体操をする。
③2分前〜1分前:大きな深呼吸を3回する。
③1分前〜:肘を机の上に置いて指回し体操。
それぞれの動作に意味があるのですが、それはここでは省きましょう。大したことなさそうなこの一連の動作が、僕にいつでも力をくれます。どうにか改良してヨットレースでも使えるルーティンを作りたいものです。
次は、面倒見が良すぎていつも後輩たちから過剰な愛情表現を受けている偉大な先輩、齊藤崇さんを指名します。テーマは、「ヨット部でおきた仰天ニュース」です。ヨット部内では珍しい関西出身でいつもコッテコテの関西弁を話す崇さんは、果たしてどんなびっくりエピソードを披露してくださるのでしょうか。
それでは、失礼いたします。
工藤光生