新版 原発を考える50話 (岩波ジュニア新書)西尾 漠岩波書店このアイテムの詳細を見る |
今日の中国新聞は「販売電力量の下落最大」と題して、08年中電の電力販売量が、前年比3.7%減であったことを報じています。
中電は今、山口県の祝島に原発を作ろうとしていますが、本当に必要なのかどうかもう一度見直してみる必要があると思います。
作ると止められない原発のために「全電化住宅」を盛んに宣伝しています。
これまでダムにしろ、原発にしろ とにかく使用予想を大きく書きとてつもない工事予算を使うことが例になっています。そして実際の使用量は「見込み」を大幅に下回り、大幅に予想を超えているのはいつも工事費のみです。
広島のアストラムラインもそうです。かつて社長をしていた人がいみじくも語ったことがあります。「だって乗車人員の予想を大きくしないと建設できないじゃないか」と。
福山市・鞆の架橋も30年も前の計画を実施すべきなのかどうか、第一う回路やトンネルのほうが安くつくことは県や市も認めているのですから、なぜ橋にこだわるのでしょうか?
こんなところから民主党・小沢さんへの3億円献金なども起きてきたのでしょう。工事費が300億円。
工事費の1%が政治家へ献金として渡る…、建設会社も政治家も潤うといった仕組みはそろそろ崩したいものです。