社会福祉士会のニュースを読んでいたら、「社会福祉士の資格を取ってよかった」と思えるような社会福祉士会の活動を…という文章があった。
私は手話通訳士でもあるのだが、手話通訳士協会ができてこの間、私たち自身が「手話通訳士になってよかった」と思えるような活動をやってきたかどうか、手話通訳士協会が手話通訳士の権利擁護の取り組みをどれだけやってきたかを問われると心もとない。職業病である頚肩腕障害のこともそうである。なぜこんなに長く次から次へと職業病が多発しているのか?身分が不安定、勤務条件が劣悪とずっとわかっているのに、改善への取り組みをほとんどやってこなかったというのが実態ではないだろうか…。
なんだか、自分たちの権利を訴えることがいけないことのように、対象者の利益と相反することのように誤解している関係者のなんと多いことか…。
制度ができて20年、私自身の反省である。