この3日間、外へは出ずにいただいた年賀状からの住所録入力とはがき探しに…おかげさまで昨夜、やっと出来上がり投函してきたところですわ。
一泊で三重のおばあちゃんのところへ新年のご挨拶に出かけていた、次男夫婦が四日市のなが餅を持って帰ってくれたので、いただきました。これを食べて「気は長く、心は丸く、腹たてず」といきたいところです。(ヾノ・∀・`)ムリムリ…と聞こえてきますが、できないことはない!……。
天文十九年(1550年)戦国時代の頃、街道をにぎわす評判の銘菓がありました。
「なが餅」と呼ばれるその名物餅は、初代彦兵衛氏がここ勢州日永の里に因んで創りました。
三十六万石の太守、藤堂高虎も足軽の頃、永餅の美味しさに感動し、武運のながき餅を食うは幸先よしと大いに喜び
ました。
名称も日永(ひなが)の餅、長餅、笹餅、などと称せられ、「なが餅」の今日に至っています。
さらりとした小豆餡を白い搗き餅でくるんで平たく長くのばし両面を焼香ばしく焼き上げました。
永い年月の間、多くの人々に愛された素朴な味わいです。
最近はこんな伝統菓子も スウィーツというのでしょうかねえ。