03:03の静寂
横14ｃｍ縦5.5ｃｍ奥ゆき3.5㎝の携帯置時計。これが優れもので最早手放せないのだ。普段は小さな鏡としての機能、必要な度に時刻を表示する時計になる。
ちょっと顔の身嗜みを整えたり、表情筋の動き具合のチェックや、顔面マッサージや髭の進捗状況の確認にも使える。小さくコンパクトなので何の邪魔もしない。ふと時刻が気に為った時に傍に有れば、早速スイッチをONにして知ることが出来る。しかも、上部に在る5つの釦で時刻合わせやアラーム設定も自在、その上湿度や室温迄教えてくれるのだ。
もう10年は経っているだろうか？何処かのデパートで何気なく買った（たしか￥1000円ほどの）ものだが、爾来片時も僕の傍を離れず、切っても切れない相棒として昼夜を共にしている。一体電源は何なんだろう？その長い年月仕事をサボったことが無いのだ。
既にいろいろ存在する”分身”のようなこの小さな宝物の自慢を何行かで！と書き始めたのだが、書き出すと改めてこの相方の能力の高さに気付かされて思いの他に”延々と”になってしまった。
元々は、何時もの様に睡眠途次での目覚め、旅の途中の”お休み処”で計らずもお団子を注文して横長の椅子に腰かけてしまった旅人のように、取り敢えず”今,何時？”とボタンを押して覗いた、この何時もは存在さえ掻き消されている己の影のような分身が指し示した「03:03」なるシンメトリーの大好きな美しい数字に感応しての動機だったが、話は横道に逸れ、日頃は気にも留めないものへの讃辞の一文になったがそれも良しとしよう。
お開きにしようとブログトップに戻ると、gooブログに移籍してからの日数が「1606日」目の朝になったと教える。6は我が縁に関わる大切な数字なので改めて表示してこの一編のperiodにする。
2021 04/01 04:24（未だ卯月初めの夜明け前のsijimaの直中） 万甫
~~~ヾ(＾∇＾)おはよー♪
睡眠を補足して、二度目の目覚めは05:45だった。カーテンを引くと、目に入ってきた東の空は
もう一日、晴れの春の日を演出してくれそうな・・
空を辿って西の空を向くと
楕円のような
今日は別の場所の🌸を
”儚さの美学”を物語る桜花。その一瞬の隅から隅までを
の気持ちで
04/01 06:06 万甫
