無我の徒然
閉じた意識の襞を
突然の鼾が搔き乱す
確かにそんなotoだったが
一体誰の?
暫く疑問符を彷徨って
漸う
横たわる僕を感じる
きっと
他人のじゃない
此処には誰も居ない
してみれば
此の僕が発声源だったか?
それで
無我から引き戻される
幽かに無の残像が・・
あれは未来だったか?
それとも
過去の日溜まりだったか?
僕は確かに
三世の空無を浮遊していた
僕も知らない僕の我よ
あのibikiは
”時に戻れ!”の言伝か?
何かしら・・からの