降って来るもの

写真と散文とぽえむ

時の数

2021-04-25 20:04:40 | 詩23 鄙の

時の数

 

過去に縋って

現在の憩いを味わうことも有る

未来を夢想して

現在に光を誘うことも有る

けれど

そのことを誰が揶揄出来よう

それで好いのだ

意気地なしなどと誰が批判できる?

人は絶えず

無明の三世を亘る孤高の旅人

それゆえ

立ち止まる刹那の安寧に寛いで

何の申し開きが要るだろう?

その束の間が

新しいinochiを育み

新しいinochiの意味を付加することも有る

 ああ、それにしても

心身を魅了し庇護する自が脳裏の

platinumの時の数の

何という少なさよ・・

 

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Forever-永遠-考

2021-04-25 05:31:03 | 詩23 鄙の

Forever-永遠-考

 

目覚めて直ぐの脳裏を、稲妻のように過った言葉が有る

「永遠」とは?

其処で、常套手段に出る

◎新明解国語辞典に教えを乞う

其処には、このように解明され、記述されている

【(過去・現在から)未来に至るまで、時間を超越して無限に続くもの(こと)

其処で又、僕は迷う

では、無限とは?再び辞書を繰る

【その物事の数量・程度について、限度が有ると認めることが出来ない様子・こと

では、有限とは?頁を捲る

【その物事の数量・程度などがある範囲を超えないこと】と教える

追いかけてゆけば、蟻地獄の探索の様に、遥かな旅になる

1500余頁もの辞典に分け入るには、それこそ有限の僕の時間ではとても足りない

それだから

僕が生きてきた時間から搾り出した一つの答えで納得するしかない

※人間は、その誰一人として、有限の摂理を超えられないから

 必然の様に、無限の証明は不可能になる

 それだから、永遠とは

 人類の智慧を搾って集約した仮説の

 ひとつの概念に相違ない

 

ああ、嗚呼、

こんな早朝から、僕は一体、何をしているのだろう・・

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