時の数
過去に縋って
現在の憩いを味わうことも有る
未来を夢想して
現在に光を誘うことも有る
けれど
そのことを誰が揶揄出来よう
それで好いのだ
意気地なしなどと誰が批判できる?
人は絶えず
無明の三世を亘る孤高の旅人
それゆえ
立ち止まる刹那の安寧に寛いで
何の申し開きが要るだろう?
その束の間が
新しいinochiを育み
新しいinochiの意味を付加することも有る
ああ、それにしても
心身を魅了し庇護する自が脳裏の
platinumの時の数の
何という少なさよ・・