偶さかの隙間で
何の当てもない
何の予定もない
何の目処もない
何のスケジュールもない
従って
何の変哲もない
小雨降る卯月下旬の水曜日の昼下がり
ソファーに寝野垂れて
僕は全くの”ぐうたら”を決め込む
カーテン越しの明るさは
陰気を演出する程でもなく
かと言って
騒めきの発端にもならず
掠めてゆく時間の感触を見送りながら
偶さかに,ふと
この些かの豊潤の隙間を
折り鶴のように
languageのカタチに組もうと思い立ち
黒色のpenを握って
そのballを転がしてゆく・・
唯,それだけのこと