降って来るもの

写真と散文とぽえむ

丑の河原で㈨~物想い~

2024-03-04 21:48:57 | 詩30

     丑の河原で㈨~物想い~

 

何処か、後ろ向きかも知れないけれど

昔から

明るいよりも昏い方に

賑やかよりも寂しい方に

華やかよりも地味な方に

怒りよりも頬笑みに(当たり前だが)

団体の燥はしゃぎより一人の物思いに

 

そうなのだ

自分で言うのも何だが

僕は、昔から

何処か、後ろ影に興味が湧いた気がする

 

それで、よく

暗い詩を書くと

気分が重くなる詩を書くと

 

それでも、相変わらず

どちらかと問われたら

陰陽の陰に

表裏の裏に

明暗の暗に

乾湿の湿に

動静の静に

哀楽の哀に

魅かれ、惹かれる

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