四季折々

~感じるままに~

鉄道伝説ゆかりの地をめぐってきました。

2014-11-10 21:06:33 | 同好会・ボランティア・オカリナ

ウォーキング同好会11月例会で、旧国鉄宇品線の跡地をめぐってきました。
92年間走り続けたという宇品線、ところどころにその歴史がしっかりと残っていました。
好天にも恵まれ、その昔に思いをはせながらのウォーキング、有意義な一日になりました。


総距離5.9㎞、明治27年(1894)8月、わずか17日間で敷設されたそうです。
第二次世界大戦後は、通勤・通学客の足として親しまれていたそうです。


南段原駅跡付近の段原南第五公園。車輪やレールが残されていました。


宇品線を使い通学した子どもたちの思いが「惜別」の文字に込められていました。


旧陸軍被服支廠(被爆建物)。壁の厚さ60センチとか、爆風で窓枠などは曲がっていました。


町の人が描かれたと思われる絵が掲げられていました。愛着がにじんでいました。


南警察署北東の線路モニュメント。警報機、遮断機、信号機などが残されていました。


下丹那駅跡。 今、この辺りにはパークゴルフ場が整備されていました。


波止場公園で昼食・休憩をとり、丁度この日が誕生日の人などのお祝いをしました。
その後みんなで、秋の歌(「紅葉」「まっ赤な秋」「里の秋」「旅愁」の4曲)を歌いました。


波止場公園、旧陸軍桟橋跡から、旧宇品駅跡方向に向かいました。


宇品中央公園に「港」の歌碑が建てられていました。みんなで一緒に歌いました。


宇品駅のあった地点には、今、高速道路の高架が通っています。
その宇品ICの近くに、ホームの敷石と、旧陸軍糧秣支廠倉庫の記念碑が残されていました。

この地点から、約1㎞西の広島港ターミナルまで歩き、同所で解散しました。

広島の特異な歴史に思いをはせながら、今の平和のありがたさ、歩ける健康のありがたさ等々、
いろいろと感じながら、有意義なひとときを過ごすことができました。






 

 

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